仁川駅、意外なぐらい小さな駅舎を出ると、目の前に 第1碑楼(門)〜チャイナタウンが広がります。
豪華な門をくぐってすぐに現れる新勝飯店に行って参りました。
チャジャンミョンの祖「共和春」創始者のお孫さんのお店であります。
麺の上に目玉焼きが乗っている유니 짜
장면 (ユニ チャジャンミョン)と、その人気を凌ぐ 찹쌀 탕수육 (もち米酢豚)が味わえる繁盛店です。
観光客で賑わうチャイナタウンにあって、地元の方々の日常の食卓として人気の新勝飯店、この日も ひっきりなしの来客です。皆さま慣れた様子で次から次へとオーダーが飛び交います。
艶々のユニチャジャンミョンが 運ばれて参りました。
チャジャンミョンの味、おそらく どのお店に入っても、平均的に水準を満たしていると思われます。その奥にある各店の特徴を知る、これこそが まさに自分の好きなチャジャンミョンへのアプローチだと感じています。
ボリュームも かなりなもの故、凡人の舌を持つ私は最初の一口で それを感じとらねば なりません。
緊張の一口め。
あぁ〜、これは〜
チャジャンミョンの特徴である春醬、このカラメルが 喉を過ぎたあたりから ぽわぁ〜んと 、こだまします。
すごい技法に感動いたしました。
そして 、お待ちかね、
もち米酢豚のお目見えです。
お姉さんが 手慣れた手つきで、カットして下さいます。
サクッ そしてモチッ!!
そうです、この、もっちぃ〜
控え目な甘酢と 相まって、非常に上品な美味しさです。
もち米をまとわせると、こんなにも
淑女になるのかと。
新勝飯店、価値ある訪問となりました。
ありがとうございます。
2019年 4月9日 訪問。