12/31の夜ともなると、ソウルの町中は多くの人で混雑しますので、早めの夕食をホテル近くでとる事にしました。
お店は、大きな通り沿いの分かりやすい場所にあり、いつも多くのサラリーマンで賑わっています。
夕方17時すぎにお店に入ると、広々とした店内には、まだお客様は1組しか入っておらず、窓際の落ち着いた席に案内して下さいました。
椅子は箱型になっていて、蓋を開けると中にエプロンが入っていました。
バックやコートも入れられるので、かさばらず、何より臭いがつかないのが嬉しいですね
早速ビール(cass4000W)とマッコリ(3000W)を注文
お洒落なガラスのマッコリジャンが登場し、テンションが急激にあがります
そしてセンサムギョプサル(14000W)とモクサル(14000W)を頼みました。
すぐに店員さんがお肉を持ってきて下さり、丁寧に1㎝位の大きさでカットして下さいます。
サムギョプサルは角切り、モクサルは、削ぎ切りという風に、カットの仕方が違うのにも驚きましたが、焼きあがった頃に、そのカットしたお肉をなんと1つ1つ表裏とチェックして下さるのです!
前回行ったお店とは、接客その他が大違いです。
ここのバンチャンで嬉しいのは、やっぱり何といっても行者ニンニクの酢漬けです。
その他野菜などがなくなったので、お代わりしようとすると、嬉しい事にセルフで野菜などが取れるカウンターが設置されてありました。
ただ、そこには行者ニンニクはありませんので、店員さんに注文する事になります。
良く焼けたお肉を食べてびっくり!
「美味しいっ!何だろう…この香りは?」
店員さんに聞くと、お肉は燻製されているそうで、とても上品な味わいなのです^^
サムギョプサルも、燻製されている為、脂っこくなく、キムチや行者ニンニクと一緒に食べると、胃もたれせず、中年の私達でも食が進みます。
焼き網ではなく、石のプレートだからなのか、お肉が柔らかかったです。
白ご飯2つと、チゲを注文し、更にビールを1本追加し、これで2人で47000Wでした。
テンションが上がった私は、テーブルの端にあったちょっと小さめの青唐辛子をかじりました。
「おおっ、辛くない!あたりだわ。やっと辛くないオイコチュにあたった!」と、
店員さんに喜び勇んで「これは、オイコチュですよね?」と尋ねました。
すると、店員さん同士で話をしていましたが「チョンニャンコチュです」との返答。
ん?辛くないのに…と、かじり続けた瞬間…「!!!」
突然、呼吸が苦しくなり、舌に信じられないしびれが
以前、人はものすごい辛いものを食べると笑いが出るものなんですねと書きましたが、とんでもない。
人は辛すぎるものを食べると、言葉が出なくなり、涙が出て、舌が長時間しびれるんですね。
小さめの青唐辛子をかじる時は、ぜひかじる前に、店員さんに確認される事をお勧めいたします。