新しいチャガルチ市場ビルの向かいにある、釜山でいちばん有名なさしみ専門店。韓国国内の他地域からの旅行者も多く、ソウルの富裕層や企業が接待用に宅急便で取り寄せするほど、韓国国内では味に定評がある人気店。

釜山の多くの刺身専門店とは違い、店の前に刺身用に使う魚が泳いでいる大型の水槽がない。韓国式に活魚を捌いて出すのではなく、日本式に熟成させて旨味を引き出してから客に出すからだ。「名物さしみ屋」は６０年ほど前、釜山で初めて日本式に熟成をさせた刺身を提供する店を開いた。創業者の金福德ハルモニは日本に長年住んでいて、解放後に釜山に移住した。韓国の刺身は捌きたてなので身が固く、魚の味が薄い。日本式の絞め方をして熟成させた刺身は、身が柔らかく、旨味が出ていて美味しい。こうした他店との違いから韓国国内で有名になり、釜山で一番有名な人気店になった。
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という旨の記事をいくつも読み、せっかく釜山に行くなら美味しい所で食べたいと今日ランチに行ってきました！！

平日でチャガルチは空いていましたが、ネットでの口コミ通り、このお店は終始満席で韓国ローカルで回転しまくっていました！！
しかも、市場前の雑然としたローカルな場所なのに、店の前には黒塗り運転手付きの車が何台も停まって中で食べているご主人を運転手さん達が待機していました。インターナショナルロータリークラブの韓国人富裕層の人達なんかも食べに来ていて、本当に韓国人富裕層達が鮮魚市場の前の食堂に来てました！こんな場所（失敬！）に黒塗りの高級車が何台も停まっている違和感は半端じゃなかったですが、凄い店なのだと思いました。本当にすごい！！！(*^^*)

肝心なお味はというと、、、
35000ウォンの刺身定食と23000ウォンの刺身ビビンパがあり（どちらも鯛）、迷いましたが刺身ビビンパにしました。

日本語も英語も通じませんが、メニューには日本語が書いてあるので大丈夫。一人でも大丈夫でした。（かなり混んでるから相席ですが、テーブルは広い。）

刺身ビビンパはご飯が別に出てくるので、刺身ご飯でも楽しめますし、ビビンパにもできます。辛い醤が上にかかっていますが、下の方はかかってないので先に抜いて醤油で食べました。（私は醤油を持参していましたが、お店でも醤油を用意しているようです。）

相席になった人は刺身定食を食べていました。刺身定食は辛いのがかかってないので、辛いのが一切ダメな方は醤油や胡麻ダレを持参して食べるのも良いと思います。韓国式に少しごま油の風味がついているので、塩を持参しても美味しいと思います。次回は岩塩も持参します。（笑）

お刺身や野菜は新鮮で美味しかったですし、スープも鯛のスープ（辛くない）で美味しかったです。こちらのお店は常に鯛など高級魚を使うそうです。
鯛の刺身ビビンパに鯛のお汁やおかずがついて23000ウォンはお値打ちだと思います。
ソウルではスーパーで売っているサーモンのお刺身が20000ウォンでしたから、これで23000ウォンは破格に感じました。(*^^*)

何より、人気店で食材回転率が早いことと日本式の調理方法という衛生面での安心感があり、良かったです。釜山へ行かれる方にオススメです。(*^^*)