パダチッ 本館

平日の11時に行ったので、先客はいませんでした。一人だよとゼスチャーすると、注文は2人前からだと言われましたので、して着席。
やや量は多かったものの、たべきれました。でも、いまいちナッコプセとの違いがわかりませんでした。

ナンポドンの国際市場は何度も歩いたりしてましたが、路地裏にこんなディープなお店があるとは知りませんでした。知人に案内してもらい、３人で入店して、スジュンジョンゴルという海鮮鍋３人前を注文してもらいました。

テナガダコと小エビと、アサリは確認できましたが、ほかにも海鮮系の具材が入っていたかもしれませんね。見た目は真っ赤で辛めなんですが、びっくりするほど辛くなくて、ご飯にかけてビビンバにして食べると食が進みます。ヘムルタンやナッコプセとは一味ちがう海鮮鍋で、すぐに気に入りました。辛いのが苦手な日本人にも良い味付けだと思います。

南浦洞〜チャガルチエリアはたくさん美味しい店がありますが、とりあえず一食目はここに決めました。

こんなところに？っていう昭和臭い路地裏を入っていくとお店があります。

ナッコプセが有名と紹介に書いてありますが、ナッコプセはすぐ近くの「ケミチッ」が有名で、ここは「수중전골（スジュンチョンゴル）」が有名です。（ナッコプセも売ってますが）

お昼ピーク過ぎに行ったので人は少なかったですが、それでも地元の商人風の人たちが途切れることなく来店することから人気が伺えました。

スジュンチョンゴルはシーフードと春雨、エノキなどの野菜類を辛く煮込んだ鍋料理です。
鍋の中央部分がポッコリと凹んで、火に直でギリギリ触れる「溜まり」のような部分があるのが特徴です。

韓国語で「旨み」のことを「감질맛(カムチルマ)」なんて言いますが、シーフードが煮込まれれば煮込まれるほど海産の旨味がスープに染み出して、後の方になればなるほどスープに味わいが生まれます。
また、見た目ほどすごく辛くはないので結構万人受けする味だと思います。
焼酎好きにはこのスープがたまらないのでは。
さすが48年目の老舗の味！って感じでした。

お店の人はひと煮立ちさせたらご飯の上に具とスープを盛って食べることを推奨してくれるので
その通りにしてみましたが、私的にはご飯とスープと具を別々に楽しむのも一興かと思います。

シメのうどんは煮込み過ぎて伸びてしまったので少し後悔‥。

孤独のグルメにも出たすぐそばにあるケミチッとこちらで迷う人も多いかと思いますが、
シーフードの具たくさんを楽しみたければケミチッ、スープのうま味をじっくり味わいたければこっちのパダチッかなと思いました。

いつも母親旅ですが、初めて一人旅。このヘムルタンを食べたくて発作が起きました。日本人のお客さんを始めて見ました。一人で1人前の注文はダメなので、ヘムルタン2人前。締めのうどんは食べれませんでしたが、安定の美味しさ。大満足！

釜山3回目ですが、初めて訪れた釜山でタクシー運転手さんに紹介してもらい、土地勘も全くない中で、こちらのお店のヘムルタンを食べて、衝撃的で忘れられず、自力で今回探せました。1人9000wで、母親も大喜び。釜山に行ったら、必ず行く事にします。この鍋を食べに釜山に行く事になります。それ程、最高のヘムルタンです。

貝とタマネギのエキスって感じで美味しいです。
大根のキムチが甘めで良い味でした。

1/1の11時過ぎに5人で訪問。

「ペク・ジョンウォンの3大天王」で紹介されたお店だそうです。

お店の外観をぱっと見た感じ、営業してるのか分かりませんでしたが、勇気を出して引き戸を開けてみると、すでに先客2組食事中でした。

テーブル10席、座敷16席くらいで、あまり大きくないです。
12時頃にはほぼ満席でした。

日本語不可＆日本語メニューなし。

注文は水中鍋（スジュンジョンゴル）。
ご飯は別注文みたいで、食べるか聞かれましたが、飲み目的だったので断りました。
他のテーブルではビビンバ出来るサイズの器でご飯が提供されて、釜山のナッチポックン式に出来上がった鍋をご飯にかけてビビンして食べていました。

水中鍋は独特の底が出っ張った鍋で出てきます。
卓上コンロでぐつぐつ。わりと放任主義でしたが、特に混ぜずに完成。
お店のイモがGOの合図は出してくれました。

鍋の具は野菜、タンミョン、タコ、エビの他に大量の剥き身の貝。
この貝が良い仕事をしてくれて、海鮮の出汁がきいてめちゃくちゃ美味しいです。
赤い鍋ですがそれほど辛くなくて、釜山のナッチポックンよりマイルドでした。

〆はうどんサリ。
ご飯にかけて食べても、超絶美味しいと思います。

このお店はリピ決定です。