済州東側にあるゆったりとした雰囲気のカフェに５月頃訪問しました。
お店の名前であるパボカフェの‘パボ’は、‘パ（パダ＝海）’‘ボ（ボイダ＝見える）’
海が見えるという意味から取った略語だそうです。
名前の通り済州東側の海が見える物静かなところにある民家を改造したカフェでした。

海側の壁は完全に取り払ってカフェの中から海が見渡せ、
色々なところに小さな窓や穴が開いてあるので、カフェのどの場所からでも
海が見えるように工夫されているなというのが分かりました。

わたしは海が前面に見える席に着席。
済州島でのみ食べられるという‘テンユジ’で作るお茶（5,000ウォン）を注文しました。
テンユジは済州島のゆずで、普段食べるゆずよりも甘いながらに
少し渋味があるのが魅力的でした。
温かいテンユジ茶を飲みながら海を見られるのがよかったです。

訪問した時は曇って風もきつかったのでテラス席には座れませんでしたが、
十分に海を満喫することが出来るカフェでした。
カフェの至るところが綺麗で可愛いポイントが多く、
お店のスタッフの方達も先に写真を撮ってあげましょうか？と聞いてくれたり、
海がよく見えるようにテーブルを並べ直してくれたりと、とてもいい感じでした。

お客さんもほとんどが韓国の人達で、若い女の子グループ、カップル、
家族など様々でしたが、カフェの雰囲気は静かな方でした。

海が見えるカフェは済州の様々なところにありますが、
本当に‘時間がゆっくりと過ぎているよう’だと感じられるほど
ゆったりとした雰囲気が良かった場所だったので、とても気に入りました。
また済州に行くことがあれば行きたい所です。

細花海水浴場から車で１０分くらいで行けるので、
済州東側を旅行する方々にはおすすめです。