きょうの午後、弘大入口駅9番出口近くを歩いていたら
「Singapore Cafe MERLION」
という看板が目にとまりました。メルリオン??と思ったのですが「シンガポール」で横向きの獅子の絵が描かれているので「マーライオン」でしょう。黒米デザートとか、韓国では当店にしかないコーヒーとか、何か珍しげな雰囲気なので、階段を登って2階に行ってみました。
店内には若い女性グループが1組。カウンターで店員くんに「黒米デザート」と注文したら、冷蔵ケースを見た彼は「あ、足りませんね」と
結局、「豆腐(5000ウォン)」を注文。「韓国でも食べられそうなメニューだな」と甘く見ていたのですが、何か黒い点々が入っていて、風変わりで爽やかな控えめの甘味で、意外にエスニックな味わいです。
一瞬にして食べ終え、空の器が載ったトレーをカウンターに返却しに行ったら、店員くんが2人になっていました。注文時とは違う店員くんの「おいしく召し上がりましたか」との言葉に「ええ、非常に。お店の名刺はありますか」と答えたら「えっ?」と訊き返されました。
韓国語はできるが韓国人ではないのだと気付き(2人ともシンガポール人と判明)、ネームカードだと言ったら、こちらも韓国人ではないと悟った様子です。英語で「いま召し上がったデザートの甘味は、ステビア(steviaと紙に書きながら)というハーブです」と語りつつ、草の葉入りボトルを見せてくれました。
西橋小学校に面した「臥牛山路27キル」は、店の入れ替わりが激しい弘大の中でも、特に激戦区といえる通りです。オープン後1年ほどという「マーライオン」、味も店員くんもよい感じだったので、長く続いてほしいものです。