地下鉄「新村」駅と農協ハナロクラブの間くらいの路上に出ている「豊年カルグッス」というメニュー看板前を通過しつつ、「この店、どこにあるんだろう」と思っていました。
が、今日、その看板奥の細道にある門に相次いで入っていく人々を目撃。平日の昼2時近くに相次いで入店者(しかも、近所の人らしき中年男女)がいるとは、美味しいのだろうと思い、続いて入ってみました。
アサリカルグッス、スジェビが5000ウォン。このエリアでは安めの価格設定です。店内で「麗水産コンブ」など売っている事、あずき粥&あずきカルグッスを置いている事、店主の韓国語がよく分からない事から、全羅道出身者の店かと推測されます。
私の後に入店の女性3人グループは、2時ジャストに来て、着席1分後にカルグッスが出ていたので、予約の常連客と思われます。
待つ事10分弱で「アサリカルグッス」、キムチ2皿とアサリ殻入れ皿が出てきました。カウンターの白飯は、水と同様セルフサービスかと思って少量を持ってきておいたのですが、店主いわく「無料だが、店員に注文する」方式のようです。
さて、中太手打ち麺のカルグッスは、淡白ながらもコクのある昆布風味(イワシ系の匂いは感じず)で、5000ウォンのわりに良い感じです。
そして、地味なキムチ2皿がいずれも美味でした。他の客がみなお替わりしていて、店主がキムチ材料の値上がりについて語っていた(お替わりを渋っているわけではないと思いますが
)のを見るに、手製かつ自慢のキムチなのでしょう。
店主夫妻の愛想は特に良いわけではないですが、再訪するなら、自家製だという「国内産冬至粥(今は4月ですが)・あずきカルグッス」を試してみたいものです。