きょうの午後2時頃、明洞の、少し裏通りとはいえ超・中心部で「スンナムシレギ」という看板に遭遇しました。入口前の看板には「三代シレギクッ(大根葉スープ)6000ウォン、スックッ7000ウォン」とあります。
このエリアでは異色の田舎風メニューで、かつ安値です。とりあえず入ってみました。
主力メニューは大根葉スープ、ヨモギ(というかシュンギク)スープ、豚ポッサム、トッカルビのようです。店内はほぼ満席でしたが、ちょうど2人席が空いたので着席。店員嬢がキムチセット(白菜キムチ、イカキムチ、黒豆)を置きつつ「ご注文は」というので「シレギクッ」を注文しました。
店内にはサラダバーのようなテーブルがあり、どんぐり寒天、イリコとニンニク茎の炒め煮、豆モヤシのナムル、具の少ないチャプチェ(春雨炒め)などが置かれています。「人数分注文時のみ利用可」「残すと罰金」とのこと。ごく少量ずつ取って席に戻ってから約1分後、シレギクッが運ばれてきました。
シレギクッは、エゴマのような味噌のような穏やかな味のスープで、具材は本当に大根葉のみです。白飯はよく見ると粟(アワ)のような雑穀入りでした。満腹しつつも爽やかな食後感です。
実は、白菜キムチが少し(私には)辛く、若干残してしまいました。ヤバい、罰金かと思いましたが、店員嬢たちは、そもそも席を立った客の卓をチェックしていないようでした
なので、サラダバーの横にあった「食後にどうぞ 懐かしのお菓子」と書かれたカリントウも数本食べて店を出ました。
店内の先客を見るとトッカルビも美味しそうに見えたこと、マッコリメニューに「昼酒一杯(1000ウォン)」や「ハウスマッコリ(小4000ウォン)」などあったことから、この店か新村の支店をまた訪ねてみたいと思いました。ちなみに、日本語で「柚子プリプリマッコリ」と記載のあった酒が非常に気になっています。いえ、ただの柚子マッコリだとは思うのですが。