2015/12/27 13時ごろ、春川まで名物のタッカルビを食べに行ってきました。
タッカルビ横丁はメイン通りの一本裏手にあるので、場所がちょっと分かりにくかったのですが、横丁の入口付近には、割と大きな鶏の看板があるので、それを目印に探すと見つけられます。
さて、一人でもタッカルビが食べられそうなお店を物色しつつ、横丁を歩いていると、さすがに家族連れや4~5人の団体さんで混みあっているお店が多く、ちょっと入りづらい雰囲気でした。
何軒か素通りしつつ歩いていると、店のドアを開けて呼び込みをしている店員のおばさんに声をかけられました。
「一人?11,000ウォンでいいよ!入って!」
勢いに圧倒されつつそのまま入店し、奥の席へと通されました。
早速、大きくて丸い土鍋のような鉄板に火が入り、タッカルビの具材(鶏肉、キャベツ、餅など)と、サンチュ類が運ばれてきました。
店員さんは具材をどっさりと鉄板の上に広げて、大きなヘラでかき混ぜつつ、餅を取り出しては焼き加減を見ていました。
やがてジェスチャーで、「食べていいよ」と教えてくれましたので、サンチュに薬味とタッカルビを乗せて、巻いて、食べるというのを繰り返します。
お一人様だと、タッカルビが焦げないように、ひたすら包んでは食べを黙々と繰り返すことになり、なかなか忙しいです。
ただ、味は鶏肉がふっくらとしてやわらかく、キャベツも程よくしんなりとして甘みがあり、甘辛のタレも相まって美味でした。
さらに店員さんから「ご飯入れる?」と聞かれ、満腹だったにもかかわらず、思わず「入れます」と答えてしまい、トンチミをすすりつつ、さらに詰め込むことになってしまいました。
ようやく食べ終わったときには、さすがに一歩も動きたくない心境でしたので、片言ながら店員さんと会話してみたところ、どうやら、息子さんが日本で働いているとのことで、ちょっとした縁を感じました。
こちらのお店に限らず、この横丁のお店はどこも活気があって、店員さんも中腰でタッカルビを混ぜていたと思いきや、客が少なくなると、店の前で客引きを行うなど、なかなかエネルギッシュです。
明朗会計で、タッカルビ11,000 + ご飯2,000 = 13,000 と、春川名物をしっかり満喫できました。