知人(韓国人)が、鉄道の新村駅近くで「伝統アゼルバイジャン料理」という店を見たというので、きょうの昼に2人で行ってみました。
陸上油田の掘削機の模型、アゼルバイジャンの地図や国旗、絨毯といった小物の写真を撮っていたら、店長氏が、首都バクーの写真が印刷されたブラインドを下ろしてくれました。英語も日本語も通じない(韓国に来たのは4ヶ月前とのことで、じつは韓国語もほぼ不可)のですが、サービス精神はあるようです。
月~金の11時から2時には、パンやお茶が付いた「ランチセット(1万ウォン)」があるようですが、土日も「ビジネスランチ(12時~4時。これも1万ウォン)」があるとのことで、これを注文。
セルフビュッフェ式で、今日のメニューはサラダ3種類、スープ3種類、黄色いライスとスパゲティとポテト、牛肉の煮物、焼いたチキン、挽肉のカツレツでした。「コンポート」というジュースと、塩味のヨーグルトドリンクも自由に飲めます。豆のスープにミントのような香辛料が使われているのが、何ともエキゾチックです。
2時頃に入店した時には客は私たちだけでしたが、その後、英語使用の白人青年や、パキスタン人風の若者グループがどやどやと入店。知人は「ここ、韓国人入店禁止とか・・・?」とムチャクチャを言っていました。←メニューは韓国語併記なので、それはないと思いますが
トルコや中東の料理と似た点も多いのですが、「スープ類が若干家庭料理的メニュー」「グルジア(最近『ジョージア』というようですが)とアゼルバイジャンのワインを複数置いている」「ロシアの『バルティカ』瓶ビールもある(6000ウォン)」など、やや独特な雰囲気です。日本でも珍しい「アゼルバイジャン料理専門店」、肉中心のディナーメニューは結構高額ではありますが、一度お試しを。
※東大門あたりのロシア料理店では、頑張ってロシア語を話しても別に特典がないどころか更に冷たくされたりしますが、この店では、頑張ってアゼルバイジャン語とロシア語で注文したら紅茶をサービスしてくれました。