七甲山

ホームプラスで買い物の後に、友人から「旨い参鶏湯を食べたい」というリクエストがあり、
近所の美味しい店を調べたらこのお店が出てきました。

参鶏湯も旨いとのことでしたが、同店は補身湯も美味だという情報があったので
友人は鶏、私は犬を注文しました。

先に断っておきますが、韓国の食文化としての犬食を私は否定するつもりも肯定
するつもりもありません。
そして動物愛護の観点からの犬食のあり方について、
この場で議論などするつもりもございませんので、
万一、動物愛護的な観点からの返信は頂いたとしても、一切スルー致しますのでその点
ご了承頂けたらと思います。

まあこのクチコミに投稿するほどですから、結論から言えば補身湯は大変美味でした。
ベースは今まで食べたことのないくらい濃厚な赤味噌っぽいテンジャンベースで、
お肉は臭みもなく柔らかかったです。

食べたことのない方に伝えるなら、匂いは良くも悪くもラム肉に似ていて、
食感はゼラチンの多いプルプルした部分と、まったく脂っ気のないポソポソした部分が
ちょうど良い割合で配合されているお肉といった感じです。

参鶏湯も友人いわく、「大満足の味だった」とのことでした。

ちなみに韓国の人たちでも、補身湯を食べたことがあるかと
尋ねると、最近の若い人はほとんど(私の感覚的統計だと90％以上)の人がないと答えます。

あったとしても、小さい頃に両親や祖父母に鶏肉だとだまされて食べさせられたとかという
遠い昔に・・系の答えがほんの数％くらいです。
(女性に至っては私の友人知人の中では唯一1人だけ食べたことがあるという子がいました）

実際にそれくらい日常とはかけ離れた食文化ということですね。
やはり犬がかわいそうだし、わざわざ食べるほどでも・・・という理由の人が多いようです。
私の経験上でも補身湯をお店で食べているのは、年配の方がほとんどなので
あと20～30年もしたら犬食文化は韓国からも無くなるのではないかと思っています。

このお店ちなみに補身湯や参鶏湯だけでなく、パジョンもとっても美味しそうだったので
犬食に興味がなくても、このあたりで参鶏湯とパジョンという定番韓国料理を
探している方にはおすすめのお店かと思います。