弘大入口駅から徒歩10分ほどの延南洞には、運転手食堂とよばれる店の並ぶ通りがいくつかあります。スンデや肉入りクッパ、豚肉炒めなど「肉系」の店が多い印象ですが、「魚系」の通りもわりと盛況のようです。

きょうの昼、この延南洞で「運転手様 歓迎」「焼き魚定食　6000」と書かれた定食店に遭遇しました。２時過ぎですが、ひとり客（確かに、運転手風）が数人います。　「非・運転手は冷遇」というわけではなかろうと思い、入ってみました。

一人で入店したのですが、店主氏は「何名様ですか」と問いかけてきました。店から少し離れた所に駐車場があり、同行者がそこに車を停めてから来る・・・という状況が想定されているようです。一人だというと、注文は訊かれず、即座に厨房で作業が始まりました。どうやら、メニューは「焼き魚定食」一点のみのようです。

入店から３分弱で、お盆に載った定食が運ばれてきました。水キムチ、白菜キムチ、大根キムチ、豆もやしのナムル、青菜の和え物、「オデン」炒め、茶碗蒸し風の卵、豚肉とシシトウの煮物という８品のおかずと、白菜＆豆モヤシのスープ、焼き魚２種（サバとカレイ）、白飯という構成です。6000ウォンの定食としては圧倒的な量です。しかも、「白飯、おかずのお替わりはセルフです」とあるので、お替わり無料の予感がします。←私は超・満腹になってしまったので、お替わりは断念しましたが。

すぐ隣りの定食店「延禧洞ハルモニネ」の方が有名な感じですが、こちらの「元祖シゴルチッ」も結構良い感じです。また、赤色のおかずも辛さがマイルドなのが「辛いもの苦手派」には嬉しいところでした。再訪するなら、強烈に空腹な状態で臨みたいものです。

Yuseong◇さん

　初めまして。

　いやぁ～、ココは実にイイじゃないですか。​

　全く問題ナシの食堂ですね。
確か＜技士食堂＞のカテゴリーですよね。
　メニューが無いことと、客席でアジュマが準備している様子が抜群！！

　タクシーが存在する限り、
このような外観と店内の雰囲気の食堂は無くならないと思いますし、
無くならないでほしいものです。

　国内でも同様ですが、タクシーの運転手さんは
＜①安い・②ウマイ・③早い・④量多し＞の４拍子が揃った食堂を
利用しますしね。

　まさに、技士食堂に「ハズレは無い」と言えますね。

はじめまして。今の季節の唯一の問題は「戸・窓を開けて営業中のため、外の街路の
銀杏の匂いが店内にも若干・・・」ということですが、まあ、そのうち終わるでしょう。

原色エプロン着用の女性店員も、車で来た客の交通整理（駐車スペースがあるのが
大前提）をしつつ接客の店主氏も、愛想に溢れた感じではないもののサービスは悪くも
なく、熱々の焼き魚（というか揚げ魚）を含む計11皿を迅速に提供ということで、常連客
が多そうですね。

ところで、すぐ隣りの「元祖焼き魚定食 延禧洞ハルモニネ（ここは延南洞ですが・・・）」は、
外から覗いてみた限りでは同じ値段で魚はやはり２種、おかずは５品ぐらいでしたが、
「元祖シゴルチッ」と同じくらい客がいました。自宅に近い場所なので、こちらもそのうち
行ってみたいです。

Yuseong◇ さん

　いやぁ～、こっちも中々ヤル感じじゃないですか！！

　韓国は同業の食堂やレストランが路地に固まっていて
満員でも隣の店があるので助かりますよ。
　田舎でも人の集まるところは同じですし、
これからも味とサービスを競い合いながら発展してほしいものです。

　いずれにしても、この２軒の＜技士食堂＞は鉄板ですね。​
秋競馬のシーズンなだけに、やたらと＜鉄板＞を使いたくなります。

こんにちは。

「汽車食堂」ではなく「技士食堂」ですよね。

floweryukiさん

　ありがとうございます。

　正しくは＜技士食堂＞なんですね。
そのような気もしましたが、記憶がコレだったのでご容赦ください。（恥・詫）
　ご指摘に感謝しつつ、反省して訂正しておきました。