2015/12/31 と 2016/01/02 の2日、いずれも早朝に行きました。

宿泊していたゲストハウスが近く、早朝の出発が多いスケジュールだったため、24時間営業のこちらは非常に便利でした。


お店は20席ほどのカウンターと、テーブル席がいくつかあり、日本の牛丼チェーンのような佇まいです。
注文も牛丼チェーンでお馴染みのメニューが表示される自動券売機が設置されていますので、会話に自身のない方やハングルが読めない方でも問題ありません。

私が注文したのは、1日目にミョルチグクスとコギジュモクパッ（お肉の入ったおにぎり）、2日目はコギジュモクパッの具がどっさり乗った丼でしたが、いずれも絶品とまではいきませんが、なかなか美味で、特にコギジュモクパッは、独特のクリスピー感というか、サクサク感があって気に入りました。


私が行った早朝は、さすがにガラガラでしたが、このお店の近所はわりと早めに閉店する店が多いせいか、夜中（22時ごろ）に前を通りがかったときには、ほぼ満員の混雑ぶりでした。

わざわざ食べに出向くようなお店ではないと思いますが、日本でも近所にあれば週1回ぐらいは通いそうな、気軽で便利なお店でした。

仁寺洞の、タプコル公園に面した通りに、麺・水餃子・おにぎりの店「ミジョングッス0401」があります。

弘大入口駅店で食べた「カンビグッス（しょう油味のビビン麺）」もわりと美味しかったですが、今回は「コチュキルム ムルマンドゥ（ラー油のかかった水餃子。4000ウォン）と「コギジュモクパッ（豚肉握り飯。1500ウォン）」の食券を購入。
購入と同時に、厨房に食券を渡さなくても自動的に注文が伝わるシステムは弘大の支店と同じのようなので、食券を持ったまま着席しました。

待つこと３～４分で、２品同時に出てきました。
ムルマンドゥ自体は市販品の水餃子風の味ですが、酸味とラー油味の効いた熱湯に浸かっていること、ニンニクの破片などが載っていることで、一気に「料理」にグレードアップした感があります。
ジュモクパッは、肉そぼろ入り味付きご飯（日本のかやくご飯より薄味な感じ）に天かすやマヨネーズ和えの刻みタクアンなど、ジャンクフード風味の具材が入っています。天かすは油っぽくない、カリカリとクリスピーな食感です。

２品とも、感動の美味！というより「カフェやファストフード程度の値段と待ち時間で、それなりの味の食事」という費用対効果が魅力という印象です。また、韓国語で会話をしなくても注文の品が間違いなく出てくるため、外国人客もわりと来ていました。

日曜の晩～月曜の朝は休業のようですが、それ以外の曜日は24時間営業とのことです。仁寺洞エリアは意外に24時間営業店が少ない（確か神仙ソルロンタンも夜10時ぐらいに閉店）ので、早朝・深夜の軽い食事にも良いかもしれません。