仁寺洞の観光名品館2階にある茶店「インサラン」の前を通ったら、午後2時までのランチがあるような案内が出ています。興味をひかれ、他店での昼食予定を変更して階段を上がりました。
平日の午後1時半近くで、店内には中年~初老の韓国人グループが3組ほどいます。
ランチは「蓮葉飯(1万6千ウォン)」「うちのご飯(1万ウォン)」「季節のビビンバ(1万ウォン)」の3種類のようです。
季節のビビンバ(日本語が『李節』になっていました。珍しい誤字です
)を注文。タレは味噌とコチュジャンから選べるというので、味噌にしました。
10分弱待ったところで、ガラスポットに入ったお茶が登場。ま、まさかの注文間違い???とビビり、「ち、注文はビビンバですよね
」と確認したら、店員嬢は「食前にお出ししております。冷たくしてお持ちしますか?」と。熱いままでいいですと答えて飲みつつ待つ事さらに5~6分で、ビビンバが出てきました。
「肉・魚系の具がない」「キムチにニンニクや葱が入っていない」「味噌汁のダシも魚介や肉ではない」という、仏教風の菜食メニューです。そういえば、一品料理の「シイタケの酢豚(おそらく肉不使用)」なども精進な感じです。でも、物足りなさはなく、あっさりした満腹感を得られました。ビビンバとしては高額めですが、お茶込みなので適正価格かという印象です。
なお、レジ前に「会計は先払」と韓国語で看板が立っていたので、ビビンバ到着時に払おうとしたら「いえ、食後で結構ですよ」とのことでした。