日本同様、韓国でも高額な魚であるウナギですが、庶民価格な飲食店の多い鍾路・楽園洞にも数軒のウナギ料理店を見かけます。
先週の午後1時半頃、中高年男性客で適度に賑わう「風川 イムグムニム ミンムルチャンオ」という店に入ってみました。
店名は「ミンムルチャンオ(淡水ウナギ)」ですが、店の前の水槽にはナマズもいて、チュオタン(ドジョウスープ)もメニューにあるので、この3種の淡水魚を出すようです。
一人での昼食にはウナギスープ(7000ウォン)かウナギビビンバ(8000ウォン)が良さそうなので、ビビンバを注文。ウナギ石焼ビビンバ(9000ウォン)というのもあるようですが、近くの席で食べている人を見たら湯気がモウモウと出ていて暑そうだったので、普通の方にしました。
待つこと約10分で出てきたビビンバは、キムチ、豆もやしのナムル、大根の煮付け、トトリムッ(どんぐり寒天)と、青菜の味噌汁(辛くない)付きです。ウナギにはわりと濃いコチュジャン味がついていますが、辛さは控えめで、身が厚めなこともあり、ウナギ味は判別可能です。
夏の強壮には1匹くらい食べた方が(確か2匹58000ウォン)効くのかもしれませんが、手軽にウナギな雰囲気を味わうには良いメニューでした。
店の看板には「うなぎ」と平仮名が書かれているものの、日本語可な店員はいないような・・・と思ったら、会計時に出てきた店主が「はっせんうぉんです」「にほんごはすこしできます」と言っていたので、日本語は「一部店員可」にしてみます。←注文時には現われないのですが