清進洞「グランソウル」向かいに入口がある地下アーケード内の食堂は、近所の会社員という感じの客が多いためか、いずれもわりと手頃価格で美味です。
きょうの午後1時過ぎに、入口近くの「ヤッスト(薬水場)」という粥店に入ってみました。
以前に一度訪ねた時、メニューに「あわび粥」がないことに気付き、「外国人観光客ではなく、地元のサラリーマンとかが多いとそういうものなのか」と思ったのですが、きょう壁のメニューをよく見ると、ナツメ茶やカリン茶、水晶果などの伝統茶・飲料(3000ウォン前後)も充実しています。しかも、それらの茶を飲んでいる客もいます。
中年女性と高齢女性の2人の店員がいる厨房に向かって「海鮮粥(7000ウォン)」を注文。キムチなどが載ったお盆がカウンターに揃いましたが、高齢女性が大鍋から器に粥(わりと粘度が高そう)をよそったのは、それから6~7分後でした。
出てきたお粥は、具沢山で固めで、ちょっと雑炊に近い雰囲気です。何も加える必要のない程度に塩味がついていることもあり、卓上にコチュジャンや塩コショウなどの調味料は置かれていません。卵黄を崩して食べ始めました。熱々で美味です
具沢山ながらもゴテゴテはしておらず、あっさり食べられる感じです。平日は朝7時から営業とのことで(高齢女性店員は6時ぐらいには店にいるとのこと
)、食べ過ぎた翌朝の朝食にも良いかもしれません。