ワールドカップ競技場や麻浦区庁のある大通りに面した食堂が、いつの間にか「ホンバンジャン（洪班長）」グループらしき店に変身していました。

数軒先には「ホンバンジャン 新義州チャプサルスンデ」という店がありますが、この新店は「サムギョプサル＆ソルロンタン」とあるので、焼肉店のようです。数日前の昼11時半過ぎ、知人と２人で入ってみました。

オープンして間もないのか、店内にはリボン付き観葉植物が多数飾られています。「プルコギサムパッ（7000ウォン）」を２人分注文。
６～７分後、熱い鉄板容器に載ったプルコギが運ばれてきました。「２人分にしてはちょっと少なめかも」「まあ、野菜が豪華めだし、こんなものか」と思っていたところ、中年の店員氏＆店員女史が「あれ、ちょっと少なくないか？」と囁きあっています。そして、近付いてきた店員女史は「量が少なかったようなので、追加をお持ちいたします」と宣言

肉を半分ほど食べ終えたところで、ほんとに追加が運ばれてきました。追加分は少し味が濃かった気もしますが、全体的にはまあ美味といえます。店を出る頃（12時少し過ぎ）には、麻浦区庁・保健所職員らしき男女で店内は満員でした。なお、スープが白味噌っぽいマイルドな味だったのが、辛い味噌チゲが苦手な私には嬉しかったです。

会計時に「開業したてで、至らないところもございますが、お気付きの点がございましたら仰って下さいね」と店員女史。←開業したての店でなくとも、「肉が少ない」と店員に告げる勇気は私にはありませんが

実際のプルコギ２人分はどのくらいの分量なのか、判断が難しいところですが、新しい店ということもあり、店内も洗面所もキレイで、接客も良好でした。24時間営業（午後の昼休みもなし）とのことで、ワールドカップ競技場での催事の前後などに良いかもしれません。