延世大前の大通りの一段下の通りに、顔のようなものが描かれた黄色い看板が見えます。
가마마루이(カママルイ)という韓国語名を見るに、顔状のものは漢字の「釜」、○の中にあるのは、日本語の片仮名の「イ」のようです。
目立たない場所にもかかわらず、平日の昼どきや土曜には行列まで生じているので、昨日の午後に寄ってみました。
昼2時近い時間なのに、狭い店内は満員です。←見た感じ、客の男女比は9:1程度。
「ツイッターやフェイスブックで『いいね』を押すと替え玉無料」
「ご飯、おかず無料サービス。ただし、サービス分を残すと罰金1000ウォン」
・・・といった貼り紙を見るに、学生や若者率の高い店のようです。
店内に入って、入口近くで待っていると、1分ほどで2~3席が空き、カウンター席に案内されました。レジ近くに食券機がありましたが、どうも買っている人がおらず、店員くんも普通に「ご注文は」と来たので、「豚骨(7000ウォン)、スープ:こってり、麺:固め」を注文。「豚骨」の発音がトンコ「チュ」であるところから、店員くんたちは普通に韓国人だと思われます。
が、3分弱で出てきた「トンコチュラーメン」は、ポツポツめの極細麺といい、脂ぎってはいないながらも濃い感じのスープといい、非常に優秀でした。熱々なのも、雪の日には特にうれしい点です(韓国では、何故かぬるめのラーメンによく遭遇するので)。
チャーシューは、韓国焼肉でいう「サムギョプサルの小骨」入りです。が、すぐ存在が分かる位置にあるので、特に危険というものでもありません。
おかず(隣りのおひとり君が食べるのを見た限り、スンドゥブのような麻婆豆腐のような何か)は食べていないので味は不明ですが、白飯は固めで、固麺&濃いスープのお供に良い感じです(柔らかい日もあるかもしれませんが
)
日本食、ラーメンというより、普通に「学生街の定食屋」風なのに(丼ものやギョーザは無い、非常に専門性の高い店ですが)、かなりの本格味で、しかも忙しいのにわりと良好な接客で、ちょっと感動しました。次回は替玉やおかずも試してみたいものです。