地下鉄「安国」駅2番出口近くの、憲法裁判所と現代建設の間に位置する裏通りに、昼食に良さそうな食堂が固まった一角があります。
以前、この一角にある「斎洞メットルスンドゥブ」を訪ねた時に、窓に童話風の絵が描かれた店があるのに気付き、ちょっと気になっていたので、きょう訪ねてみました。
「カントンマンドゥ」という店名と、外に出ているメニューを見ると、カルグッス&マンドゥ店のようです。
11時半ごろに入口を見ると「準備中」の貼り紙が。ドアを開けて開店時間を訊くと、11時半との返事です。まだ若干準備中に見えますが、店内で座ってお待ち下さいとのことで、奥のほうの少人数用(といっても4人がけ座卓)に着席しました。
「マンドゥ入りカルグッス」らしき「カルマンドゥ(8000ウォン)」の注文を受けた後、店員くんは全テーブルにニラ和えやキムチをセットしています。ということは、会社員の昼食時間に激混みする店なのか?と思っていたら、私がカルマンドゥを待っている間にも3組ほど客が着席。食べ終える頃には9割満席、席を立って会計という時には待ち客が出そうな勢いでした。
真鍮の器に入ったカルマンドゥは、白濁スープに牛肉少々、韓国カボチャ、ネギが具のシンプルな姿でした。
スープは濃厚ながらもスッキリ味です。カルグッスの具材としては大型なマンドゥが3個沈んでいます。肉1、キムチ1、最後の1つは何かと思ったら「エビ入り」で、ちょっと豪華な気分になります。←というのは大げさですが。
おかずはニラの和えもの、エゴマキムチ、白菜キムチの3種です。ニラは辛過ぎず、エゴマも味が濃すぎず葉の爽やかな味が感じられ、白菜キムチは少し魚介風味(?)が効いた浅めの漬かり方・・・と、シンプルながら美味で、辛い物が苦手な私も思わず完食してしまいました。
メニューには、緑豆チヂミ、魚のジョン(煎)、肉のジョンもあり、近くの席のグループが頼んだものを見る限り、美味しそうでした。カルマンドゥの後に一人で食べる量ではなさそうなので断念しましたが
チヂミ、ジョンはマッコリと共に夕食にも良いかもしれません。窓の絵や、店内の提灯のような照明は多分夜のほうがキレイだと思われるので、夕方以降
に再訪してみたいものです。