新世界百貨店や現代百貨店など「デパートの地下」にしかないと思っていた「生フルーツアイスバー専門店」ブリックポップですが、きのう光化門の「Kツインタワー」というオフィスビルに行ったら、地下1階に入店していました。
店名通り、ポップな外観です。平日の昼休み時間ですが、小雨の降る涼しい日ゆえか、客の姿はありません。
注文時に判明したのは、それぞれのアイスバーに、長い不可解な名前が付いていることです。
私と同行者が選んだのは「ナマイキなブドウ」「能力者スイカ」(各3900ウォン)ですが、これを口頭で注文するのは、外国人中年には難関です。
しかも、つい先ほどまで客ゼロだったのに、私がレジ前に立った途端、背後にオフィススタイルの韓国人男女数人が並んできました。「な、なまいきな・・・」と詰まっていると、中年の店員氏は「ブドウとスイカでございますね」とあっさり復唱。はじめから、そう注文すれば良かった気が
ポップな紙ケースに載って出てきたアイスバーを、売場横にある簡易な「イートインスペース」で食べていくことにしました。
私が食べたのはスイカです。「スイカ味のアイスバー」というと、大手製菓会社のニセモノっぽいスイカ味(それはそれで美味ですが)を想像しますが、そのイメージを覆す自然なスイカ味です。具材のブドウが種入りのままで、2、3個ガリッと噛んでしまいましたが(同行者の注文品も同様に種入り)、それもまた「生フルーツ使用」という雰囲気です。
アイスバーとしてはやや高めですが、鮮やかでカワイイ姿のフレッシュジュースと考えると、まあお手頃です。雨の日でも元気な気分になれるポップなバー、光化門付近にお越しの際は1本お試しを
※ところで、ソウルのデパ地下に既に複数の支店があるにもかかわらず、この店舗の名前は「ブリックポップ・ソウル」でした。「光化門店」とかでなくて大丈夫なのでしょうか・・・?