8月中旬の平日の午後、弘大入口駅から少し歩いた場所で「カフェ ミカヤ」という英語看板を出した涼しそうな店に遭遇。店内を窺うと、チーズケーキやチョコレートケーキなど「デコレーション無し」系のケーキが入ったケースがあります。そして、女性客が何か(たぶんケーキ)をテイクアウト購入中です。
韓国人の知人と2人で入店。落ち着いた雰囲気で、各テーブルにはセンスの良い切花が飾られています。
「ワインシャーベット(7000ウォン)」を注文したら「いま、品切れで・・・」とのこと。パッピンス(8000ウォン)と、コーヒー&チョコケーキのセット(確か9000ウォン。アイスコーヒーは500ウォン追加)を頼むことにしました。
壁の棚には旅行関係の本が多く「東京旅行」「北海道旅行」など日本ものの旅行エッセーもありました。年齢不詳の美人店長の趣味でしょうか。
何か植物の葉が敷かれたミルク味のピンスは、粉雪系の柔らかめ質感で、大きめの餅が2つ載っていて、全体的な雰囲気がどことなく和風です。パッピンスなのに「パッ(あずき)」が無い!と思ったら、底からひっそりと出てきました。「あんこ」というより、あずき水煮という感じの、粒が多めに残った、甘さ控えめタイプです。
チョコレートケーキは、小さめながらも密度の濃い感じで、食べ終わると意外なほど「ケーキを食べた
」という満足感が味わえます。ちなみに、ケーキをほぼ食べ終え、コーヒーも半分ぐらい飲んだところで「お口直しに」と温かいジャスミン茶が運ばれてきました。
帰宅後の検索によると、この店の名物はチーズケーキと、品切れだった「ワインシャーベット」だそうです
夏季限定かもしれないので、夏が終わる前にワインシャーベットを食べてみたいものです。