赤くて大盛りな韓国式ちゃんぽんで有名な「香港飯店0410」、辛い物が苦手な者(=私です)には近寄りがたい場所です。
が、夏になると、日本人がイメージする「冷やし中華」に近い「チャガミョン」を庶民価格(2013年6月現在、5000ウォン)で出すので、私も時々近寄ります。
現代百貨店新村店近くの「新村駅店」に行ってみました。
店のあちこちに、赤字に白の「짬뽕(チャンポン)」という文字が躍っています。案の定、3名ほどの先客は大ドンブリ入りのチャンポンを食べています。
まさか、まだ始まっていないのか?と思いましたが、「いや、入口前にも店内にもデカデカと写真があるのだから出しているだろう」とチャガミョンを注文。
店内に注意書きがある通り、「先払い制」なので、注文を取りに来た店員女史に5000ウォンを払います。←自席での支払い可能でした。じつは高級店???
キュウリ、ハム、錦糸卵などの具材は、弁当箱っぽいプラスチック容器に別盛りで運ばれてきます。具材を事前に「作り置き」して素早く出せる、客が好きな具を好きなだけ盛れるなど、合理的なスタイルです。
麺は透明感と適度なコシがあり、具材は「適度にチープ味なハム」などが良い感じで、スープは不必要な甘みもなくスッキリ味で、全体的に爽やかです。
冷やし中華に「刻み油揚げ」というのがちょっとナゾですが、これはこれで、まあ悪くありません。
私の後に来た女性グループは、このチャガミョンと、新メニューらしき「香港冷麺(5500ウォン)」を頼んでいたので、夏メニューもそれなりに人気と思われます。
定番のちゃんぽん、酢豚も良いですが、夏にお立ち寄りの方、ヘビーな食事が続いた時などに一度お試しを