ソウルで人気のカフェ、とひと口に言っても色々ありますが、私自身が最近よく遭遇するのは:
1)ハンサム店員、美男店長などがいる「イケメンカフェ」
2)洋風なインテリアだが、韓国伝統茶や中国茶などの東洋茶を出す「オリエンタルカフェ」
のような気がします。
先日、新村で遭遇したのは、上記1)2)を兼備したカフェでした。
「Chinese tea Guang-dong dessert」との看板を見る限り、中国茶と広東デザートの店です。
メニューの前のほうを見ると、この店の女性社長は「○○大学 講師」とか「五嘉茶 顧問」とか、色々肩書きを持った有名人のようです。
茶のメニューを開くと、漢字ではなく、韓国語です。철관음(鉄観音)と보이차(普洱茶)しか分かりません
同行者(韓国人)に訊くと、全部分からない
とのことで、鉄観音(カップ4000ウォン、ポット7000ウォン)をポットで注文。
デザートに、マンゴ載せカキ氷「マンゴスノー」を・・・と思ったら「品切れ」とのことで、生クリームとマンゴ入りのクレープ(5000ウォン)にしました。
茶のセットを運んできた朗らか&穏やかな長身の店員くん(中国人ではないと思われます)が「飲み方の説明をいたしますか」と言うので、とりあえず頼んでみると、最初の一煎は茶碗を温めた後に捨て(と話しつつ本当に捨てる)、二煎目は熱湯を注いで6秒後、三煎目は注いで12秒後に飲むといった簡潔な説明の後、二煎用の熱湯をうやうやしく注ぎ、カウンターに去っていきました。
「鉄観音」は、蘭の花のような香りと、中国緑茶の味がして、爽やかな味でした。クレープも、見かけはヘビーでしたが、さほどシツコさはなく、良い感じです。
オシャレな雰囲気や、女子大学にも近い位置ゆえか、若い女性客が多かったですが、男性や中高年女性にも違和感や居心地悪さを感じさせない店でした。
また、イケメン店員も、店の売り物だぜ
という「いかにもイケメン」な感じではなく、あくまでも控えめなのが好感が持てます。
イケメンはさておき(毎日いるのか訊いていませんし・・・)、中国茶や中華菓子、マンゴデザートなどがお好きな方にオススメです