2週間ほど前、光化門駅近くで、スンデクッパ店らしき古びた食堂の前に人が並ぶ姿を目撃。
その店が汝矣島(ヨイド)に本店を持つ「ファモッ スンデグッ専門」という有名店だと知り、「会社員の昼休み」を外して、平日の昼11時40分ごろに訪ねてみました。
以前の行列があった入口とはちょっと雰囲気が違うような・・・と思いつつ引き戸を開けると、
「昼食時間(11時30分~1時)は、裏口をご利用下さい」
との貼り紙が。以前私が見た行列も、どうやら裏口だったようです。
裏口に回ると、すでに入口前に中年男性が5人ほど並んでいます。が、なぜか私に先に行くように言います。
店の奥に、1.5人分ぐらい(2人で座るとかなり狭そう)の小さい卓があり、その席が「ひとり客用」らしく、店員女史も私を即座にその席に座らせてくれました。
ここのスンデクッパ(7000ウォン)は、スンデそのものより「コプチャン(腸)が大量に入っている」ことでコッテリ好きに熱愛されているようです。
金属製のB級感あるトレーに載って出てきたクッパは、スープはコッテリながらも、ご飯は健康的な「黒米入り」です
スープは赤いものの辛くはなく、それなりに塩味が付いています。少量のアミ塩辛を投入して食べましたが、確かに、かなり存在感&脂感のあるコプチャンです。少し入っている豚耳の千切りも、また「コッテリ好き」には嬉しいアイテムです。
酒類に合いそうな味で、案の定、隣りの席の中高年男女3人はソジュを頼んで盛り上がっていました(昼休み時間のサラリーマンの皆さんが並んでいて、長居する人はあまりいませんでしたが)。
この日は次の用事があり、酒類の注文は断念しましたが、私も次は行列のない時間に行って、何か飲んでみたいと思いました