地下鉄2号線「弘大入口」駅の2番出口から北側(=にぎやかな8番・9番出口と逆方向)に7~8分ほど歩いた、ちょっと「寂れた商店街」ふうの通りに、昼ごろになると行列ができる「スジェ(手製)コロッケ」の小さな店があります。
店の前の黒板の表側には「コロッケ&パンの出る時間 12時、4時」、裏側には「本日のコロッケは売り切れました」と書かれています。土曜に通ると4時前には外に行列ができており、平日でも、午後2時近くに通ると「売り切れ」表示になっています。
どんなスゴいコロッケなのか、昼12時5分頃に訪ねてみたところ、平日なのに若者や家族連れ、高齢者など、広い年齢層の人々が店内にミシミシと並んでいます。
行列店には、スタッフが多忙ゆえか横柄・冷淡な店も少なくありませんが、ここのスタッフ数名は、中年女性も若い男性も、いずれも丁寧・おっとり系です。
コロッケはジャガイモ、カレー&ジャガイモ、アズキの3種で、各1500ウォンです。サイズ的にも外観的にも、揚げたカレーパンに似ています。
ジャガイモを2個・・・と思ったら「1個なら今お出しできます(複数個を購入希望の客は、注文後に待機していました)」とのことで、ジャガイモ1、カレー&ジャガイモ2、アズキ1にツイストドーナツ(ミルク味とシナモン味からシナモンを選択。1000ウォン)を購入して帰宅。いちおう5席ほど「イートインスペース(?)」がありますが、並ぶ人で店内が混んでいることもあり、ほとんどの人が持ち帰り購入のようです。
揚げパン風の「コロッケ」は、味的にも「ジャガイモ具材の揚げコロッケパン」です。
が、温めても、冷めたままでも美味でした。←何よりも「並んで買ったパン」という心理的な要素が強いかもしれませんが。
行列コロッケというと明洞が有名ですが、平日の12時ごろ又は午後4時ごろに弘大入口駅付近を通られる方、ぜひ一度「行列コロッケパン」をお試し下さいね