FR●U 2月号 【美味いレストラン頂上10軒】 №1のお店ということで
今回の訪韓の一番メインとしてはりきって行ってきました
雑誌には、松坡店が載っていましたがちょっとソウルの街中からは遠かったので
一番行きやすいこちらの店舗にしました。
HPを見るとソウル市内に6店舗あるようです。それぞれ、休業日が異なるので
要注意です。
雪が積もる中、瑞草駅から歩くこと約10分。住宅街の中に、ぽつんと光る豚ちゃんが見えました。「あった~~(ホッ)」まわりにお店らしきものもないのでわかりやすいと思います。
目印は角にZOOカフェとセブンイレブンがあります。
外観も内装も新しくきれい。焼肉屋さんとは思えないほど清潔でカフェのようなお店でした。
店員のお兄さんも元気で笑顔が素敵!!おそろいの赤いユニフォームがウェスタンのようでかっこいい
日本語メニューはなかったのですが、きれいな写真付きのメニューなのでわかりやすいと思います。とりあえず、ビールとおすすめされてたカブリとサムギョプサルを1人前ずつ頼みました。ついでに、ケランチムとカルグッスも。
すると、お兄さんがハングルで「○○なので時間が10分くらいかかる」とのこと。私のつたないハングルでは肝心の○○が聞き取れませんでした。しばらくするとどこからともなく火炎放射器のような「ゴォォ~」という音が。後でわかったのですが、こちらのお店ではまず初めに450度の炭で肉の表面をあぶってからお客様に提供するようです。そうすることで表面の余分な脂が落ち肉汁だけをギュッと中に閉じ込めることができるそうです。
そんな手間をかけて網の焼き目がついたおいしそうなお肉ちゃんが運ばれてきます。
そこで私が何より驚き感動したのはお兄さんたちのパフォーマンスです
こちらでは、事前にあぶってくれたお肉をなおかつ、お客様が食べるところまで各テーブルマンツーマンで焼いてくれるのです。
高級鉄板焼き屋さんでも各テーブルで焼いてくれるなんてそうそうありません。
しかも、その一つ一つの動きが美しいのなんのって
茶の世界に無駄のない美しい所作があるように、こんな美しい肉焼きの所作があるんなんて!日本でもこんな丁寧なお店を見たことがありません。ましてや、ここはケンチャナケンチャナ、韓国です。信じられない!!まるでお豆腐をつかむかのように優しくそして、華麗なはさみ捌き!
きれいなピンク色のレアのお肉が登場した時には「わあ~
待ってました!」と歓声をあげてしまいました。今まで食べた豚肉はなんだったんだろうっていうくらい甘くてジューシーなお肉。サムギョプサルは、上等な厚切りベーコンを食べてるようなおいしさでした。ほぼ、スイーツです☆そして、おすすめのカブリは焼いているときに「もう一つください」と追加してしまいました(笑)とにかく、うんまい!!!!お肉に興奮しすぎて、肝心なお肉の写真がありません(涙)
そして、驚くのはこれだけではありません。肉がおいしいだけじゃありません。
付け合せの昆布みたいな不思議な物体。
なんと、山にんにくの葉っぱのナムル!お肉をくるっと巻いて食べるのです。それが、感動モノのおいしさ!私たちは酢昆布と勝手に命名しておりました。説明が難しいのですが、しいていえばサバの棒寿司の昆布に近い味がするのです。お肉に岩塩をつけてそのナムルで巻いて食べる。和食にも近い、あっさりとしていて奥深い味です。もちろん、サムジャン・サンチュ・にらナムルもあるので韓国焼肉風にも食べられます。
そんなこんなで、女子二人でたらふく食べて飲んで約5万W.
コスパもすばらしい!
店内の清潔さ、お肉のおいしさ、そしてお兄さんたちの接客のすばらしさ。
感動するお店というのは期待値以上のパフォーマンスがあり、
いいお店・また来たいお店というのはすべてのトータルバランスなんだなあと改めて勉強になりました。
こちらに行くために、すぐにでも訪韓したいです!!それだけの価値があります