12月中旬の夕方、2号線の「堂山駅」から地下鉄に乗車しようとしていた時のことです。
鯛っぽい魚の看板が出た売店が目にとまりました。同じ店は、ソウル駅でも見かけた気がします。
コネストにも紹介されていた、鯛焼き・・・ではなくて「フナ型ホットサンド」のチェーン店「ハッピーソプンイ」のようです。
英・日・中国語でも小さく商品名が書かれていますが、韓国語の「불고기(プルコギ)2500」という文字がどーんと目に飛び込んできたので、これを買おうと決めました。もう1つ、サツマイモ(2000ウォン)も注文。
新論峴駅店の紹介記事
http://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=4691
を読むと、生地は 食パン/ペストリー から選べる感じですが、そして、以前見たホームページには「餅生地」メニューもあったのですが、堂山駅店のおにいさんは特に訊ねることなく、パイ風の「ペストリー」で作成開始。
一から生地を焼き始める「鯛焼き」と異なり、わりとスピーディーに仕上がります。温かいのをその場で食べるのが一番かと思いつつも、家に持ち帰ってトースターで温め直して食べることにしました。
「プルコギ」は、記事にある「チーズが入っている」感じはあまりないものの、確かにマイルドな風味です(でも、不必要な甘みはありません)。また、肉や野菜は食べやすく細かく切られています。
サツマイモは、おせち料理の栗きんとんのような、シロップ(?)で水分多めに練られた、なめらかな食感です。
ほくほくした芋感を予期していたので「あれっ?」でしたが、まあ、これはこれで美味です。
魚型の焼き菓子というと、
1)鯛焼き → 具材はアズキあんやクリームなどの「甘い系」
2)魚型パイ → 具材はスズキや鮭などの「魚類」
3)フランス菓子「ポワソン・ダブリル」→ 具材はクリームや果実系
・・・のイメージで、魚肉
または甘いものを無意識のうちに想像してしまいます。
そのため、はじめの一口では「魚の腹に牛肉とキャベツかい!」と当惑するのですが、魚の型押し入りのホットサンド(というか、食感としては『パイ』)だと思って食べると、店名どおり何となくハッピーな気分になります
3号線「仏光駅」や、9号線「加陽駅」の構内でも見かけたので、わりと「駅ナカ」に多い店なのでしょうか。
混んでいない限り、そんなに待たずにすぐ出してくれるので、見かけた方は一度お試しを