地下鉄6号線「合井」駅の近くにある麦飯定食&すいとんの店「ポリウル」。一見、何の変哲もない店ですが、昼食どき以外の時間にも客がわりと沢山入っています。
8月下旬の午後3時ごろ、やはり3組ほどの客がいるのを見て、私も入ってみました。
オシャレな個性派カフェが多い地区ですが、この店は「地方都市の定食屋」的な雰囲気です。
空いている4人卓に座り「ポリパッ(麦飯)1つ」と言ってテーブルの左端に置かれた箸&スプーンとゴマ油に手を伸ばして座り直すと・・・何と、もう麦飯(6000ウォン)一式が卓上に置かれています
その間、約3秒。
ビックリしつつも野菜とナムルと二種類の味噌(もろみ風で辛くない味噌と、それなりに辛いコチュジャン)を麦飯の上に載せていると、店員女史が煮えたぎるテンジャンチゲを速攻で置き、空になったナムルの皿をこれまた速攻で持ち去ってゆきました。
客にブザーを持たせて数分~十数分も待たせるファストフード店も多い中、なんという迅速さでしょう。
が、料理の味自体は「速攻で作った」「インスタントっぽい」ということはなく、手のかかった感じで優しい味付けでした
テンジャンチゲは、1人で食べるには少し多めで、かつ少し辛いのですが「麦飯の味が分からなくなる 」というほどの辛さではありません。メインの具は豆腐とエホバッ(韓国カボチャ)、数尾の小さな干しエビ(?)です。
席数に余裕があるので安心して4人卓に座っていたら、後からどどっと数グループの客が来て店内は満席に
ひとりでも気まずくない雰囲気の店ではありますが、昼12時~1時ごろを外しての訪問が良いかもしれません。
注:麦飯に次ぐ人気メニューの「スジェビ(すいとん)12000ウォン」、ちょっと高くないか?と思ったら、大鍋入りの2人前でした。こちらは1人分注文不可のようです