7月中旬の蒸し暑い午後、「ひとりパッピンスでもするか」と考えながら弘大入口駅近くを歩いていたところ「NOW OPEN」という文字が目に入りました。中華っぽい(でも大陸風ではない)雰囲気のドリンク写真の看板です。
店名はGONG CHA、漢字で「貢茶」とあります。「闘茶」や「利き茶」のような、茶の味を当てる遊び・・・のことだとすると、やはり中国語です。
タピオカのような黒い粒々が沈んだ写真に惹かれ、入ってみました。
黒い粒々入りミルクティーは「Black Milk Tea w Pearl」と判明。
とりあえずこれを頼もうとしたところ、大小2つのコップを持ったおねえさんに:
「ラージとジャンボ、サイズはどうされますか(このお茶はラージ3900ウォン/ジャンボ5200ウォン)」
「氷の量はどうされますか」
「甘さはどうされますか」
と、三連発で選択を迫られました
スタバのコーヒー、サブウェイのサンドイッチ、bibigoのビビンバなどの「選択」が苦手な私は大変ビビったのですが、ラージサイズ、氷は少なめ、甘さHalfに決めて代金を支払い、待機番号(レシートに記載された『取引番号』の下2桁)を呼ばれるまで待つことに。←狭い店なので、番号を呼ばれるまでもなく自分の注文の品が出てきたら分かりますが。
レジのおねえさんが「さんぜんきゅうひゃくうぉん」と日本語を発したところを見ると、日本人客も来る店なのかもしれません。
さて、注文の品が出てきました。コップの上のビニールカバーが、じつに「中華」です。
「支店開設照会用電話番号(だと思う)」の局番が「886」だったので、本店は台湾かと思われます。
甘くて冷たいミルクティー、太いストローで吸引するタピオカは「アジアの夏の味」でした。ついでに、店内には中国語で語らう若い女性客たちもいました。
帰宅後、店のホームページを見ると台湾・カオシュン(たぶん『高雄』でしょう)発で、韓国には「明洞店」もあるとのこと。メニューには「ヨーグルトグリーンティー」「ハーブゼリー入りミルクティー」とかいう一瞬ゲテモノっぽいものも見られますが「甘いアジアなアイスドリンク」がお好きな方はぜひお試しを。