大田広域市の儒城温泉地区からも、「忠南大学、韓国科学技術院」のある
学生街の中心部からも少し外れた場所に、ちょっと気になるハンバーガー屋が
あります。

店名は「PLAY BURGER」。ハンバーガー好きな方なら、基調の緑色＆ちょっと
アメリカンな雰囲気から「kraze burgersに似てるかも」と思うかもしれません。
が、もっとも気になるのは「さして便利ではない場所にある店なのに、昼時には
若者客で非常に混み合っている」という点です。

平日の11時半過ぎに訪ねてみました。
狭い店内ですが、既にほぼ満員です。
英語（太字）＋韓国語（細字）のメニューには「イートイン」と「テイクアウト」の
価格が記載されています。テイクアウトの方が1000ウォン安いようです。

チーズバーガー（2011年11月下旬時点でイートイン8000ウォン。セルフサービス
の炭酸飲料代込み）を注文しました。
パイナップルファンタを飲みつつ、待つこと10分強。その間に店内は超・満員に･･･。
入店をあきらめて帰るカップルや、「10分後に来るから」と注文していくグループ
もいます。

出てきたチーズバーガーは、何だかすごいボリュームです。
さらに、ハッシュポテトと、韓国の食堂ではあまり見ない雰囲気の野菜サラダが
付いています。

ハンバーグは大型ですが「大味」ではなく、柔らかく、かつ肉の味と歯応えが
しっかり残っています。EVERYTHING IS TRULY MADEという謳い文句通り、
非常に「手製」感のある力作です。
ハッシュポテトには、ちょっとスパイシーな（でも韓国味ではない）ソースが
かかっています。

座席横には、雑誌の紹介記事らしいパネルがありました。
「ハンバーガーを食べにテジョンに行った話。
　プレイバーガーにあって他のバーガー店にないもの」
･･･本当にハンバーガーだけ食べにソウルから来る雑誌エディターがいるとは
思えませんが、確かに、もう一度食べたいと思わせる個性的な味です。

今回訪問の「魚隠洞（オウンドン）店」が2008年オープンの1号店、儒城区の
田民洞（ジョンミンドン）にもう1店舗、市内中心部の「屯山洞（ドゥンサンドン）」に
3号店があるという、テジョン限定のチェーン店です。

ハンバーガーというより、肉料理・ハンバーグステーキを食べる感じで、空腹時
＆時間に少し余裕がある時の訪問がおすすめです。

ところで、全メニュー持ち帰り可能のようですが、唯一「クリエイティブバーガー」
には「持ち帰り不可能です」という表示が。どんな創造性が発揮されたバーガー
なのでしょう･･･。