先月に訪ねたら「店主の腰痛」という案内が貼られて休業中だった、 延禧洞のベーカリー「オヌル」。きょう（23日）昼に前を通ったら、ケースに新鮮そうなパンが並んでいたので、入ってみました。

店内では豆乳や果物のジュース、棚にはフェアトレード・有機風のコーヒーやチョコなども売られていて、健康志向の常連客が多そうな雰囲気です。

楕円形に近い「オートミール食パン（5000ウォン。見かけより重量感あり）」と、数個入りの「カイザー（5000ウォン）」、個売りの玄米ロール（1個1000ウォン）をトレーにのせたところで、豆乳使用の「パンドミー（5000ウォン）」に目がとまりました。
これも買うと多いな…と思っていたら「半分にカットできますよ」と店主。半分（2500ウォン）をスライスで買うことにしました。

乳製品不使用（アンパン型のクリームチーズパンはどうか知りませんが）とのことで、バター風味ではなく、良い粉を使っている感じのモッチリした素材感と歯応えのある美味でした。オートミールや玄米のパンは、心地よい程度の粒々食感があります。4品いずれも素材系でしたが、それぞれ風味の異なる美味でした。

腰はもう大丈夫との事でしたが、パン職人は力仕事です。おいしくて、静かで感じの良い店主の店なので、長く続いてほしいと願う次第です。

※記事写真に「赤いひさしが目印」とありますが、8月現在、ひさしは緑＆白でした。

今日、ライ麦パンでも買おうと、延禧洞のベーカリー「オヌル」に行ってみたら、店内は暗く、棚はカラッポ、営業時間表示が外されていました

廃業？と思ったのですが、入口に「店主が腰を痛めたため、数日休みます」という主旨の貼り紙が…。

いつを起点に「数日」なのか不明ですが、力仕事のパン職人が腰痛とは大変です。早く営業再開する事を願う次第です