
ピックアップ!お店紹介口コミ by トムジェリさん
「益善洞温泉村」過去と現在が共存する路地で新しい休息を体験する場所~案内板の言葉通りでした。
1960年代の3大High class restaurant 「松岩旅館」へ参りました。
アプローチから期待が膨らみます。
店内は、クラシカルな調度品、レッドカーペット、建物を繋ぐ橋、池には鯉と……
水面には、深水の美人画の姐さんが映っていそうな~思い描いていたイメージと重なり この選択を喜びました。
こちらのメニューは そう敷居の高くないカジュアルな内容でした。
出汁ベースのもつ鍋(白)と辛いタコのお好み焼きを選びました。
鯉も丁度 食事時間だった様ですね、良いお連れが居てくれました。
もつ鍋が点火されました。
そして 丁度その時 その瞬間から
♬ To you…yes my love to you…♬
city popの名曲が流れ始めました。即座に音の鳴る方向に反応しました。
なんと、なんとまぁ~どうして ここで⁈
海馬をくすぐられました。例え難い高揚の始まり 恍惚の境地へ連れて行かれました。
続けて ♬I can't stop the loneliness~こらえきれず悲しみが~♬
そして♬ It's so Fly-Day Fly-DayCHINATOWN♬
力強い高音が響きます。
もう 完全ノックアウト
何なんでしょう、このお店は。感嘆。
目に映る物だけにとどまらず 私の脳まで支配して強烈な余韻を残してくれました。
自分が居る場所を忘れかけていました。
ここはソウル、益善洞の夜の始まり…でした。
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