ヨンシンネの市場に移転した1945年オープンの老舗チヂミ店

チョンノのピマッコルで1945年にオープンしたというチヂミ・マッコリ店がありまして、その後の再開発で現在はヨンシンネの市場に移転しているというのが「チョンイルチプ」です。迷路のような市場ですが、中央の飲食スペースの近くにあるオレンジ色の看板が目印です。

グリーンピースのビンデトッが一番人気のメニューとのことですが、１人で同じ味を３枚は食べられそうになかったので、海鮮・キムチ・お肉が１枚ずつ入った、モドゥム(盛り合わせ)15,000ウォンにして、マッコリ5,000ウォンと一緒に、昔ながらの伝統スタイルのチヂミを美味しくいただきました。

週末のお昼、自分が最初の客だったようで、聞いたら色々と話をしてくださいました。ビンデトッの材料は、どっかから買ってきているのではなくて、緑豆をお店の臼で今でも挽いている(昔は手で回していたが、今は機械で回してる)のが自慢だというので、いつかまた食べてみたいと思います。

NHK BSの突撃ストリートシェフという日本の番組でも紹介されたようで、店内にはその様子が分かる紙も、ちょこんと貼ってありました。テレビの影響で日本人観光客が来るのか？店主に尋ねたところ、日本人はそんなに来ないね、とのことでしたが、番組取材当時のエピソードを嬉しそうに語ってくださいました。伝統店なので、長く長く続いてもらいたいですね。