写真を追記致します。

街の彼方此方にあるオブジェ、劇場、飲食店、大学路は魅力的な街ですね。
この日も、素敵な出逢いがありました。

灰貝(꼬막)ビビンパの写真に ふと足が止まりました。
「蛋白質、ビタミン、鉄分豊富なプリプリの灰貝を ごま油の特製ソースでお召し上がり下さい」
なんともまぁ 素敵ないざないに
「はい、喜んで〜」とおじゃまさせて頂きました。
灰貝は赤貝の一種で、赤貝、サルボウ貝より小さい貝です。
日本では絶滅危惧種になった為、食べることは出来ません。
最近では韓国でも減りつつあると伺いました。
全羅南道 、宝城筏橋(ポソン ポルギョ)産の「 ポルギョコマッ」がブランドのようです。

お店に 入ると、どうやら機械でオーダーするようです。
丁度、先客のお兄さんが いらしたので、見よう見まねで 注文を済ませました。
写真パネルにタッチしお金を入れる簡単な物です。レシートと共に番号のシートが出てきます。
席に着き、辺りを見渡すと 全てセルフサービスでした。
白菜キムチ、黒豆、エゴマのパンチャンコーナーがありました。
入り口で一緒だったお兄さんが、「レタス、白菜もありますよ」と親切に教えて下さいました。この親切なお兄さんは、その後も番号を気にしてくれたり、お膳の受け取りをしてくれたり、見知らぬ日本人に優しく接して下さいました。

灰貝を頂くのは、初めてです。
日本では食べられないと、聞くと余計 期待が膨らみます。
お味は、ごま油と醤油系のソースで和えられているため、凡人の舌では 的確に判断できませんでしたが、プリプリ食感は看板に偽り無しの美味しさでした。いわゆる 貝の食感、味であります。(当たり前ですよね、笑)
一緒に提供される釜焚きご飯も 、もち米かと間違えるほどのモチモチでした。

食べ終えると 下膳場所に返却します。
私は この時 初めて その重さに気づかされました。釜やトゥッペギは 重いですね。
家でも、たまに石焼きビビンパの真似事をしますが、こんなに重かったかしら？と。
その重さを体験しながら、いつも重いトゥッペギを運んで下さるお姉さんに想いを馳せました。

このお店は、カジュアルな雰囲気で
韓国らしいメニューが味わえる、その名の通り、Happiness reataurantでした。

2019年5月13日 訪問。

道路名住所を記します。
종로구 동숭길 55.1층