このお店は北朝鮮の郷土料理が食べられるというので電話で予約し
知り合いの韓国人4名を含む7名で行ってきました(プチ草の根交流会です)。

注文したのは「オボッチェンバン」「海鮮のジョン」「牛肉のジョン」
「以北(イブ)マッコリ(北朝鮮マッコリ)」シメの「冷麺」。

メインの「オボッチェンバン」は薄切りの牛肉やいろんな具材が入った豪華な鍋。
スープは薄味で優しい味です。平壌式なのでしょうが、春菊、銀杏、また果物の梨なども入っていて、なぜか日本の鍋を食べているような感覚です。
具材は鍋の中央にあるポン酢に似た漬けダレにつけて食べてもいいですが、そのままでも十分に美味いです。鍋の最後にはサリ麺を入れて食べました。

海鮮のジョン、牛肉のジョンも共に日本の揚げ物(天ぷら)を食べているようです。

また以北マッコリはやかんで出てきます。多分自家製造なのだと思いますが、それほど発酵感はなく、甘くて飲みやすい。甘いけれども後味のすっきりとした甘みです。このマッコリも美味しくいただきました。

平壌式料理というので何か珍しい変わった料理なのかと思っておりましたが、良い意味で裏切られ、まるで素朴な日本の田舎にあるような、優しい味付けのとても美味しい料理達でした。

これだけのご馳走をいただいて、飲んで、お会計は207,000ウォン。安くて美味しい平壌式料理！大満足。

このお店は大通り側が裏手(裏口)になるので、大通りから一本南に入った道が正面になるので行かれる際はご注意ください。