ピックアップ!お店紹介口コミ by Kosetsuさん
先日、下関の食堂で夕食をとっていたら、隣にいた夫婦が「フグおいしいね」なんて仲睦まじく食べていたのを思い出し、末伏を2日後に控えた14日の昼、ちょっと奮発して西面でフグを食べてきました。
メウンタンを注文すると、まずはパンチャン類がテーブルの上に並びます。飯があればこれだけで十分だな、とセコい考えがふと頭をかすめたりします。
しばらくして湯気の立つメウンタンが登場。ゴロゴロ入っている白い身はやわらかくてうまい。スープも適当に辛くて口に合います。
汗を拭きながら食べていると、横でワサビをこねていた店主らしきオヤジが「高いけど、それは冷凍じゃないからうまいよ」とか、「日本もフグは高いんじゃないの?」と、いろいろと話しかけてくる。壁に貼られたメニューのうち価格の安いのを尋ねると、あれは冷凍もんだとか説明してくれる気さくなオヤジでした。
釜山のフグはうまかったけど、本場・下関と比べてどうなのか。食べ比べたわけではないので何とも言えませんが、同じような海域で捕れたわけだし、もしかして下関の方から泳いできた可能性もありますしね(笑。
ま、深く考えずにニアリーイコールでいいんじゃないかと思っています。
ところで、下関あたりでは福につながるからか、フグをフクと呼んでいるようですが、韓国でもフグは복어または복と言って、幸福を意味する복(福)を連想させます。こういう言葉の類似点もおもしろいですね。
では、おねえさんもアジメも釜山でフグを食べて福を引き寄せてくだされ。