まず、大田の観光や食事の事を聞こうと、観光案内所を訪れました。
大田は特に名物的な料理がないと聞いておりましたもので、頼みの綱は地元の方の情報です。
「大田ならではの料理が食べたいです」と言うと、案内所の人はんー。と首を傾げ、困り顔です。
「どんな料理が食べたいですか?」と聞くので、相方が肉が食べたいとの事を伝えました。
すると、「石焼のお肉、トッカルビのお店はどうですか?」と、こちらのお店を勧められました。

大まかな地図でしたので、中央路駅に着いたら何とかなると後にしましたが、結局迷ってしまい、前から歩いて来た女性に聞く事にしました。
片言のハングルで話していると「もしかして、日本人の方ですか?」と笑顔で聞くので、
「はい、そうです」と答えると、
「大田で日本人を見たのは初めてです!私は地元は大田ですが、ソウルに住んでいて、店は知りませんが、友達が連れて行ってあげると言っていますので、ついてきて下さい」と嬉しそうに、ご友人と一緒にお店の場所まで連れて行って下さいました。
色んな話をしながら歩いていくと、あっという間に到着し、最後に名刺を下さり、普通の会社員の方でしたが、「ソウルに来たら、案内します。」と言って下さりました。
​(大田(百済)のイイ人遭遇3人目)

お店に着くと、オンドルが一面に広がっており、すべて満席でした。
少し待ってから案内されたのですが、トッカルビという料理がどんなものなのか、分かりません。
隣の席のご夫婦が食べているのを見ると、石の鉄板のような上に肉が焼かれています。
きっと、これがトッカルビだな…と思い、隣の人に「その料理は何という名前ですか?」と尋ねると、伝票を指差し「ソッカルビだよ」と、お店の人を呼んで下さり日本人だからと、注文をとって下さいました。
​​(大田(百済)のイイ人遭遇4人目)

伝票を見ると、トッカルビではなく、デジソッカルビと書いてありました。
デジソッカルビは一人前15000W。
ビール一本4000W、コンギパッ1000Wでした。
デジソッカルビは、味付けされた柔らかいお肉で、美味しく、二人前ですが、お肉の量が少ないので、あっという間に食べきれました。
バンチャンは見た事のないような物もいくつかありましたので、興味深々でした。
オンドル席なので、食事をしていると、足の疲れもだいぶんとれました。
人気店のようで、店内は清潔、味も美味しかったし、中央路駅の近くで、分かりやすい場所にありますので、便利だと思います。

※トッカルビでもソッカルビでも通じましたので、どちらが正しい呼び方なのかは分かりませんが、こちらのお店ではソッカルビと伝票に書かれておりました。