江南バスターミナルから高速バスに乗り、春川バスターミナルに到着。
南春川駅まで、徒歩で向かう途中、昼食を食べようとダッカルビのお店を探しますが、どのお店がいいのかさっぱり分かりません。
感が働かないので、通りすがりの人を待っていると、ようやく一人の通行人を発見。
日本人だと分かると無理無理!と手を振られましたが、
「この辺りでダッカルビの美味しいお店を教えて下さい。」と話すと
「あっそういうこと」といった感じで、親切に店の近くまで連れて行ってくれました。

しかし、店の中の睨みをきかせた店主と目が合い、急に怖気づいた私は、相方とジャンケンをして、入るかどうか決めようという事になり、店の前でジャンケンをしていると、店主が笑いながら出て来て、「おいで!」と手招きしてくれたので、素直に入りました。

最初、店の中には2組位しかお客さんがいなかったのですが、食事を始めるとどんどん入ってきて、韓国人のお客さんで一杯になりました。
分厚い鉄の鍋がセッティングされ、大きなお盆にのせたダッカルビをドーン!と豪快に流し込み、大きな鉄のフライ返しでアジュマが中腰で混ぜてくれます。
「最初に餅を食べなさい」と言われ、餅をよって食べます。
「美味しい!」コクのある辛さに感激です。
そして、「もう食べてもいいよ」との合図で、鶏肉を葉に包んで食べます。
油分が辛みと旨味を閉じ込めてくれるのか、コクがあり、鶏肉が新鮮でジューシーです。

具材が少なくなると、ポックンパプ(まぜご飯)を注文します。
手際よく、店主がご飯を混ぜてくれ、その美味しい事!あっという間に完食しました。
「とても美味しかったです」と言うと、とても喜んでくれ、名刺を頂きました。

食べる場所に困った時は、地元の人に聞くのが一番だなと思いました。
春川バスターミナルから、徒歩5分位の場所ですので、春川の町中まで行かずとも美味しいダッカルビが食べられます。