2016/12/28　12時ごろ、城邑民俗村を訪れたついでに馬肉を食べに行きました。

こちらのお店は、城邑民俗村のはずれの伝統家屋を模した店舗の中にあります。
わりと広い店内は板張りで清潔感があり、訪問当時は東南アジアから来た団体の観光客が食事をしていました。

馬肉は済州島の隠れた？名物ということで、さっそく馬肉の刺身（サシミ：30,000ウォン）を注文すると、不意に店員さんから「日本の方ですか？」と訊かれました。
どうやら、「サシミ」の発音で日本人だと分かったようで、

「お寿司もつきますよ～」

と言われました。


しばらくして皿一杯の馬刺しとパンチャン類、じゃが芋をすりおろしたポタージュのようなスープが運ばれてきます。
馬刺しはカイワレ大根と生姜の漬物をのせて海苔で巻き、タレにつけていただきましたが、サシが少ない赤身のためかクセがなく、あっさりとした味でした。

その後、彩りの美しい馬刺し握りお寿司が出てきましたが、やや酸味の強い酢飯で日本の寿司とは微妙に違いましたが、コレはコレでさっぱりして美味しかったです。

日本で馬刺しを食べると、珍味という位置づけのためか、出てくる量が少ないイメージがありますが、こちらの馬刺しは量も充分で、様々な薬味と組み合わせて食べるのも楽しかったです。
（価格がちょっと高めなので、値段相応な量かもしれませんが…）

さて、食事が終わった頃に、お店の関係者ではありませんが、観光客向けにちょっと高額なお土産を販売している近所のオバちゃんが、お客さんを物色しに入店してきました。
わたしは、危うく捕まるところを何とか逃れましたが、断るのが苦手な方はご注意ください。