2016/12/25　お目当てのフェッチ（刺身店）で晩酌を…と思ったのですが、寄り道しているうちに閉店間際の入店になり、露骨に嫌な顔をする店員さんにすっかり心を折られて、食欲も失せてしまいました。

初めての済州島観光の初日に、ケチがついたままでは寝つきも悪いので、どうにか一人呑みできるお店を探してさまよっていると、狭い路地の先にこちらのお店を見つけました。


「済州まで来たのにタッパルか…」とも思いましたが、呑まずにはいられない気分だったので、早速、タッパルを注文すると、店員さんから
「骨はどうしますか？」
と訊かれました。

どうやら、食べるときに面倒な小骨をとった「マランマラン」（柔らかい部分）だけという注文が出来るようです。

焼酎も数種類から選べたので、地場の焼酎「オルレ」を一緒に注文し、待つこと10分ほどで出てきたタッパルは、ソースが少なく、骨も取り除いてあるので、見た目はほぼ鶏皮です。
味はかなり辛口で、口の中がヒリヒリしますが、お酒のアテにはちょうどいいかもしれません。

タッパルの他には、煮干系のスープと、大根の甘酢漬け、ケランチムがついてきました。


こちらのお店は宅配がメインのようで、たびたび配達スタッフが出入りするものの、完全にほったらかし状態だったので、のんびりと呑めて良かったです。