
ピックアップ!お店紹介口コミ by Yuseong◆さん
先月末に、弘大の裏通りのラーメン店前で、八角のような五香粉のような「中華スパイスの香り」を感じて立ち止まりました。 目の前に漢字で「琳嘉記」、韓国語で「香港アヒル焼き」と看板を出した店があるので、気のせいではないようです。
1人で食べられる「オリサルグッス(=アヒル肉入りスープ米麺。8000ウォン)」といったメニューがあることを確認し、今日の昼に訪問。
午後1時半過ぎで、客は私一人です。店内には例の「中華の香り」が漂っています。
ザーサイ、辛そうなピクルス、キャベツ漬けの小皿を運んできた店員嬢は、「温かいお茶はあちらのタンクにございます」と、やや外国語風の韓国語で微笑むと、レジ奥に戻り、椅子に座って柄付きマッサージ器で自分の肩を叩きはじめました。
待つこと6~7分で注文の品が出てきました。韓国のカルグッス容器に比べると小ぶりです。スープに入った青菜が「火の通ったレタス」なのが、何とも中華な雰囲気です。
「オリコギ」と呼ばれる韓国のアヒル肉は、シコシコした厚い皮が付いていて、全体的に脂が強く感じられるものが主流です。が、この店のものは、皮が薄く、肉は柔らかいながらもアッサリした美味です。豪快なオリコギと異なり、繊細、洗練といった趣きです。
連れのいる時に、アヒル焼きのハーフサイズ(23000ウォン)や、ワンタンのような水餃子のような肉入り点心なども試してみたいと思いました。