ピックアップ!お店紹介口コミ by Yuseong◆さん
地下鉄6号線の「麻浦区庁」駅と「望遠」駅の間くらいに、パンチパーマのオバちゃんの顔写真入り看板の「黄金屋スンデ専門」という小さな食堂があります。ほぼ店名通り、スンデとスンデクッパ、肉・内臓盛り合わせの「スユク」を出す店です。
サービスは、韓国のこの手の食堂としては中の上程度ですが、スンデクッパとスユクは1人前が各6000ウォン、スンデは1人前5000ウォンという手頃な価格と、ソジュやマッコリの合う雰囲気が良好です。時間によっては、店の前で食材の肉類を切っていたりして、市場らしい風情があります。
25日(祝)夕方、スンデとスユクを1人前ずつ注文。具無しの汁物と共に、2人分が一皿に一緒に盛られて出てきました。黒っぽいスンデは餅米(というか、春雨)ベースで適度な硬さ。スユクの内臓・耳部位も、脂・臭みを感じないアッサリした仕上がりながらもシットリ感があり、いずれも結構美味です。追加でマッコリ(長寿。3000ウォン)も1本注文。
ところで、「ワールドカップ市場」訪問時にこの店の近くを通るたびに、少し気になることがあります。再開発なのか何なのか、この店が入居している平屋の商街ビルのテナントが、どうも相次いで閉店しているのです。地域の人気店である「黄金屋」には長く営業してほしいものだ・・・と願う次第です。