弘大プルジオ近くの静かな通りに、「じろう」と平仮名で看板を出した店があります。提灯にカタカナで「ラーメン」とあるので、ラーメン屋でしょう。しばらく気になっていたのですが、きのうの昼に入ってみました。

２時近い時間なのに、店内には４人ほど先客がいます。メニューは、じろうラーメン、爆弾ラーメン、チャーシュー飯の３種のように見受けられます。
豚骨系らしき「じろうラーメン（7000ウォン）」を頼むと、「スープ：濃いめ／普通」「麺：硬め／普通／柔らかめ」「ベース：ニンニク／エビ」の３点について、どうするか確認されました。エビベースの豚骨ラーメン？と、ちょっと心が動きつつも、スープ濃いめ、麺硬め、ニンニクベースで注文。

注文の品は、８分ほどで出てきました。待ち客が私の前に３人いたので、待ち客１名ならもう少し速く出てくるかもしれません。
基本トッピングは、いわゆる「とろけるチャーシュー」に、中は半熟の醤油味煮卵、キクラゲです。コッテリ好きなラオタ（ラーメンオタク）を標的とした味のようです。麺は細麺、スープは適度にこってりしています。

関東のラオタに有名な「ラーメン二郎」を想起させる店名や、厨房近くの日本語ラーメン雑誌などを見て、日本語可な誰かが厨房にいるのだろうと思ったら、日本語のできる店員はいないとのこと。でも、総合的になかなか良い感じの一杯でしたので、ラーメン好きの方、弘大方面にお越しの際は一度お試しを。