世宗文化会館の裏手にあるオフィスビル「センターポイント光化門」に、「キッチントーク２号店」というモダンな食堂があります。

2月中旬の昼11時半過ぎに訪ねてみました。同じく光化門エリアの「１号店（日本大使館方面にあります）」とメニューは同じのように見受けられます。

店内に客はいませんでしたが、立地的に、まもなく客が殺到しそうな予感がしたので（←ちなみに、この予感は的中しました）、4人テーブルではなく一人客仕様のカウンター席に着席。「きょうの定食」を注文して8500ウォンを払いました。　※カフェなどと同様、先払いです。
この日の定食は、サバ塩焼き、牛肉スープ「ユッケジャン」の鶏肉版「タッケジャン」、小粒ジャガイモの煮付け、チャプチェ、玄米ごはんにサラダという構成でした。

待つこと6～7分、注文の品が木製トレーに載って登場。サバ塩焼きに「大根おろし」が付いていて、日本人的にはちょっと感動しました。←韓国では「醤油＋絵の具のような謎色のワサビ」が定番です。
スープとおかずは辛さ・塩分が控えめで、サバもパサパサではないのに脂ぎったシツコさがなく、良い感じでした。女性客ばかりかと思いきや、オフィススタイルの中年男性もわりと来たので、高血圧・メタボ世代のサラリーマンにも愛されているようです。

先日、コネスト掲示板で、この店を会場にした料理教室の投稿を見かけました。確か、日本語可能スタッフもいるとあった気がします（私が行った時はいなかったので、料理教室の時だけ来るのかもしれません）。韓食な献立にもかかわらず日本の「昼定飯」風な雰囲気や、あの大根おろしは、じつは和食を知る人の手によるものかも・・・と思ったのでした。重厚＆大量な食事に胃が疲れた時などにオススメです。