洋風なカフェが多い弘大エリアですが、西橋プルジオや「神うどん」の近くに、気になる店があります。

店名は「두레차（トゥレチャ）」とあり、店内の様子はから中国茶の店と思われるのですが、店の前に出たメニューを見ると、ユズ茶やザクロ茶など、韓国の伝統茶店ふうの名前もあります。

2月上旬の午後、ひとりで入ってみました。
店内には、茶器や陶器の陳列スペースや、中国茶や茶の道具の販売スペースがあります。
若者が多い通りですが、この店の客層は明らかに「中高年」です。

中国茶も、色々珍しい名前のものがあって興味をひかれましたが、韓国風の飲み物をと思い、「ポップンジャ茶（6000ウォン）、アイスで」と言ってみたところ、店員氏は、「・・・アイスですか・・・」と、何か奥歯に挟まったような反応です。

雪の残る寒～い日だったためか、中国医学的には体を冷やしてはマズいのか知りませんが、その反応に慌てた私は、「あ、やっぱりホットで」と予定変更。

菓子メニューにあった餅「緑茶カレトッ（確か4000ウォン）」も頼めばよかったかと思っているうちに、ポップンジャ茶が出てきました。

酸味があって熱々だったら飲みにくいかも・・・と思ったら、熱くもぬるくもない適度な温かさです。渦巻き状の乾しナツメとともに、美味しく完飲。

メニューの下には「持ち込みの茶葉、保管の茶葉をお召し上がりの場合、一律4000ウォンです」とあります。淹れ方の分からない茶を衝動買いしてしまったとか、淹れ方が失敗すると不味くなる難しいお茶が手元にある時などにも良さそうです。

ちなみに、茶店の2階には、茶関係の教育や会議を行なう会議室やセミナー室があるとのこと。どんな人たちが集まるのか、興味深いところです。