尋牛房

シムバン / 심우방
5.0
(1件)
ソウル特別市 鐘路区 仁寺洞12キル 1 , 2F
11:00~22:00
旧正月・秋夕(チュソク)の連休
伝統茶
*登録日時点の情報のため、変更する可能性があります。

ピックアップ!お店紹介口コミ

アラフォー年代になり、「発酵食品」「発酵化粧品」などの発酵ものが気になるようになったこの頃。
最近訪ねてみたのは、発酵茶が有名だという、仁寺洞サムジキル近くの「심우방(シムバン)」です。看板を見る限り、漢字表記は「尋牛房」のようです。

1階に陶磁器ギャラリーのある建物の階段を上がってみると、2階にそれらしき店がありました。入口にちょっと荷物など置かれていますが、気配的には営業中のようです。

平日のランチタイムということもあり(食事メニューはない『茶専門店』と思われます)、客は私ひとりです。
普段着風の韓服を着た高齢女性店主が、メニューを持ってきてくれました。ほとんどのお茶が6000~7000・・・ややっ、ふと気が付いたのですが、価格まで数字ではなくハングル表記です。

注文しようとした「白蓮茶」は品切れ中の様子。人気メニュー「やまぶと茶(6000ウォン)」を勧められました。
やまぶと?メニューに머루차(モルチャ)とあるので、たぶん山葡萄かと思いつつ、これを注文。

お茶うけに出てきたシナモン味のお茶(お茶うけにお茶??)を飲みつつ待つ間、オープンキッチン式(というか、丸見えというか)の厨房では、店主が何か作業中です。
最後に冷凍庫からガラガラと氷を出していたので、「知り合いの家で飲み物を出してくれるようなアットホームさだな😅」と思ったのですが・・・、

出てきたお茶は「おおっ?」と驚くほどステキでした。
深い紫色の冷たいモルチャには、松の実数個と、花の入った丸い氷が浮かんでいます。ほどよいサイズの器も、さりげなく良い感じです。

お茶自体は、あっさりした甘さと果実感があって美味です。「おいしいです😝」と言おうと思ったら、おばあさんはテレビを見ていたので「・・・後で言おう」とお茶に専念しました。
BGMには、仏教の声明(しょうみょう)っぽい現代音楽がかかっています。そして、店内には店主の孫らしき剃髪僧衣の得度姿の幼児くんの写真が。さすが寺の街・仁寺洞です。
そのBGMの中、店主が普通にテレビ(音声あり)を見ていても特に気にならないのも不思議な雰囲気です。

店主は韓国式タド(茶道)に造詣の深い人らしく、店の奥には売り物と思われる茶葉や茶器セットがありました。価格表示がないのでコワくて手を出せませんでしたが、なかなか渋い品揃えです。

万人受けのするステキさではないのですが、天井の蛍光灯カバーが昼寝枕「竹夫人」だったりと、独特なインテリアも楽しめるお店です。オシャレな伝統茶カフェは既にひと通り訪問した・・・といった方にオススメです😄  

口コミ投稿 by Yuseong◆さん

お店データ

店名 尋牛房
主なメニュー 伝統茶
電話番号 027-30-9702
営業時間 11:00~22:00
休業日 旧正月・秋夕(チュソク)の連休
日本語 不可
関連サイト なし
禁煙 全席禁煙
  • ムード
  • 1人OK
  • 朝食OK
  • 深夜営業
  • 1万ウォン以下
  • 芸能人
  • 年中無休

お店データは日々最新の情報を保つべく調査・更新しておりますが、お客様の訪問時に変更している場合があります。「営業時間が異なる」「閉店していた」等の変更がありましたら、「口コミ」より編集・閉店申告にご協力ください。

地図・アクセス

ソウル特別市 鐘路区 仁寺洞12キル 1 , 2F
(서울특별시 종로구 인사동12길 1 , 2F)
[地番住所]
ソウル特別市 鐘路区 寛勲洞 70, 2F
(서울특별시 종로구 관훈동 70, 2F)

韓国旅行おトク情報

ユーザー投稿写真

ユーザー口コミ

5.0
(1件)
仁寺洞の中心部。何だかアットホームな伝統茶店
Yuseong◆さん
アラフォー年代になり、「発酵食品」「発酵化粧品」などの発酵ものが気になるようになったこの頃。
最近訪ねてみたのは、発酵茶が有名だという、仁寺洞サムジキル近くの「심우방(シムバン)」です。看板を見る限り、漢字表記は「尋牛房」のようです。

1階に陶磁器ギャラリーのある建物の階段を上がってみると、2階にそれらしき店がありました。入口にちょっと荷物など置かれていますが、気配的には営業中のようです。

平日のランチタイムということもあり(食事メニューはない『茶専門店』と思われます)、客は私ひとりです。
普段着風の韓服を着た高齢女性店主が、メニューを持ってきてくれました。ほとんどのお茶が6000~7000・・・ややっ、ふと気が付いたのですが、価格まで数字ではなくハングル表記です。

注文しようとした「白蓮茶」は品切れ中の様子。人気メニュー「やまぶと茶(6000ウォン)」を勧められました。
やまぶと?メニューに머루차(モルチャ)とあるので、たぶん山葡萄かと思いつつ、これを注文。

お茶うけに出てきたシナモン味のお茶(お茶うけにお茶??)を飲みつつ待つ間、オープンキッチン式(というか、丸見えというか)の厨房では、店主が何か作業中です。
最後に冷凍庫からガラガラと氷を出していたので、「知り合いの家で飲み物を出してくれるようなアットホームさだな」と思ったのですが・・・、

出てきたお茶は「おおっ?」と驚くほどステキでした。
深い紫色の冷たいモルチャには、松の実数個と、花の入った丸い氷が浮かんでいます。ほどよいサイズの器も、さりげなく良い感じです。

お茶自体は、あっさりした甘さと果実感があって美味です。「おいしいです」と言おうと思ったら、おばあさんはテレビを見ていたので「・・・後で言おう」とお茶に専念しました。
BGMには、仏教の声明(しょうみょう)っぽい現代音楽がかかっています。そして、店内には店主の孫らしき剃髪僧衣の得度姿の幼児くんの写真が。さすが寺の街・仁寺洞です。
そのBGMの中、店主が普通にテレビ(音声あり)を見ていても特に気にならないのも不思議な雰囲気です。

店主は韓国式タド(茶道)に造詣の深い人らしく、店の奥には売り物と思われる茶葉や茶器セットがありました。価格表示がないのでコワくて手を出せませんでしたが、なかなか渋い品揃えです。

万人受けのするステキさではないのですが、天井の蛍光灯カバーが昼寝枕「竹夫人」だったりと、独特なインテリアも楽しめるお店です。オシャレな伝統茶カフェは既にひと通り訪問した・・・といった方にオススメです  

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