6月下旬の週末、春川市内で遅めの昼食ということになりました。

この地方らしい食事を！ということで「江原道土俗料理」の店「コムベリョン」に行ってみました。
「土俗料理」なので、山中の古い木造家屋など想像していたのですが、何だか洋風です。もっとも、「KBS春川放送総局」や「京春線・南春川駅」などの近くという時点で「山の中」はありえないのですが。

人気メニューらしき「江原道　土俗定食（17000ウォン）」を2人分注文。

「端午の節句（旧暦5月5日）」近くということで、前菜に草餅がプラスされていました。
白身魚ロールの冷たいスープ、チャプチェ、茹でた牛肉入り冷菜、鶏と野菜の辛味和え、干し鱈の蒸し煮（これも少し辛め）・・・と、まあ普通に韓定食なのですが、豚ポッサムに添えられた「野草のようなもの3種」や、軽く甘酢をかけた「キノコの天ぷら」、山菜の盛り合わせ、ご飯に入った椎茸のようなものなどが、いま思うと「江原道風」だったかもしれません。

なお、お品書きには「四季ジョン」という品があり、私も連れ（韓国人）も、韓国カボチャなどの煎（ジョン＝チヂミ）が出てくると思っていたところ、実は山菜の盛り合わせのようなものを指すと判明。「四季膳」という感じでしょうか

韓定食というと、スゴく品数が多かったり、似たような辛い味付けの品が続いたりで完食できずに勿体ない思いをすることも多いですが、この「土俗定食」は魚＆野菜中心のメニューで、辛い料理も程々の辛さだったので、無理なく美味しく完食できました

春川で2回以上食事をされる方、鉄板焼き！なタッカルビよりも少し軽くてヘルシーなものを・・・という方にオススメの店です。