ピックアップ!お店紹介口コミ by Yuseong◆さん
大田・韓医薬通りを歩いていた時、老舗食堂「シンドカルグッス」入口に出された「コングッス」という看板に目がとまりました。そういえば、この店でコングッスを食べた事はありません。午前11時少し前でしたが、とりあえず入ってみました。店内には、リオオリンピック開会式をテレビで見ている先客が2組ほどいました。
初訪問時(5年以上前)、看板商品のカルグッスは3000ウォンでしたが、2016年現在は4000ウォンです。
コングッス(2016年夏現在、5000ウォン)は、以前はメニュー看板に掲載されていましたが、いまは提供時期のみ貼り紙で告示しているようです。
カルグッス、コングッス、スユッ(12000ウォン)を注文。まず、ヨルムキムチとタクアン、スユッ用のサンチュと薬味セットが来ました。
コングッスが名物の店や豆腐店では、粒々入り、黒豆色など「こだわりの濃厚スープ」が出てきます。が、この店のものは、価格からも想像できるように、薄めのスープ&ラーメンのような黄色麺という「非・こだわり系」です。最近、専門店の濃厚系ばかり食べてきたので「猛暑の昼には、これはこれで美味かも」という印象でした。
牛骨か何かよく分からない濁りスープに柔らかめの麺というカルグッス、ほのかに味噌風味の豚スユッは健在でした。
食べているうちに、さらに3組ほど客が入ってきました。「豆腐炒め」を頼んでいます。大田の代表料理は「カルグッスと豆腐炒め」だといわれています。ちっとも独特な郷土料理でない気がしますが、考えてみると、この店で食べた事はないので、再訪時には試してみたいものです。