唐揚げやカツ丼など「揚げ物系」が日本っぽい味だと韓国在住者にも人気の
Hansot弁当。

が、私は、よりジャンクフード風味の強い「マヨシリーズ」ファンだったりします。

既存のマヨメニューは確か「チキン」「ツナ」「ハンバーグ」でしたが、数日前に
「忠南大・科技大店」前を通ったところ、
「NEW　スパムマヨ　2700W」
というポスターを目撃！スパムミートにマヨネーズ。ジャンクフード好きには
看過できない組み合わせです。

朝食時間（この支店は朝7時から営業）といえる時間でしたが、さっそく入店。
同じく新メニューの「11時まで注文可能　グッドモーニング弁当」にも少し心が
動きましたが、初志貫徹で「スパムマヨ」を注文しました。

待つこと約3分。ジャンクフードっぽい炒め物の匂いとともに、注文の品が登場
しました。
実物はポスターよりもスパムミートの切り方が細く、ウインナーがちょっと
散乱していて、「手作りっぽいジャンクさ」が感じられます。

海苔（韓国式の油＆塩味ではなく、日本の味付け海苔っぽい味）とマヨネーズ、
「醤油ソース」をかけると、「スパムマヨ」の完成です。
味は予想通り、いさぎよいまでに非・健康的ですが、スパイス類は入っておらず、
辛くて量の多い食事が続いた時に胃を休めるのに良さそうな感じもします。

「朝食」「夜食」にも適した味です。店で貰える「醤油ソース」も美味ですが、
持ち帰って自宅などで食べるときは（『2時間以内にお召し上がり下さい』とあり
ますが）マスタードやケチャップをかけても合うかもしれません。
ジャンクフード好きな方、一度お試しを。

わが家の近くに、昼食・夕食時間になると若者たちが「大量買い」にやって来る
お弁当屋さんがあります。

コネスト掲示板にも紹介されているように、この「Hansot弁当」は全国チェーンの
弁当チェーンです。
「忠南大・科技大店」は店名通り、忠南大学校と科学技術院の近くにあるのですが、
市内の他の支店も「韓南大店」「大田大店」「大田ハンバッ中学前店」･･･と、
「学校」の近くに多い気がします。

10000ウォン前後の「高級」系や、ヘルシーな雰囲気の「焼きサバ弁当(4500W)」、
エビ＋チキン＋牛＋豚を盛りあわせた「セチ　コギコギ」などもおいしそうですが、
ジャンクフード＆マヨネーズ好きに魅力的なのは、
濃いめの味付けの「カツ丼」や、キムチ・漬け物以外に野菜が見当たらない
「ハンバーグマヨ」「チキンマヨ」などの「マヨシリーズ（各2700W)」です。

持ち帰りも、店内での飲食も可能です。
店内で食べる場合も持ち帰りと同じ容器に入って出てきますが、後片付け
などは「セルフ式」です。

店内では、弁当以外にカップ麺、インスタントスープ、飲み物やサラダなども
売られており、こちらも店内での飲食が可能です。
ある日、この店で購入者をよく見る「牛骨スープ(500W)」を試しに購入してみた
ところ、インスタント麺「コムタンラーメン」のスープの味でした･･･。

ちなみに、前回訪問時も今回（12月中旬）も、複数の客が「ブルタッ丼」を
大量買いしていました。「当店の一番人気」でしょうか？
が、メニュー写真を見る限り「赤色」です。
「よその食堂で食べたブルタッは辛かった･･･まあ、直訳『火の鶏』だし」
「でも、しょせん市販の弁当だし、そんなに辛くないのでは。次回はあれを」
辛い食物への脅威を感じつつも、不要な好奇心と葛藤するこの頃です。