地方シリーズ　　　第二弾

安東ククシ


「コルモクアンソンククス」


安東ククシが食べたくて探して行ってきました。このお店はかなりお勧めできます。

安東の駅から徒歩５分くらいのところで、チムタッ通りにほど近いところにあるコルモクアンソンククスがそのお店です。

ソン＝手作りのお店で、カルククス専門店と言って良いでしょう。
入口は思ったより小さく注意してみないとわからないかもしれません。　しかし蛇のねぐらの様に奥に広くなっているお店です。
奥にはオンドル形式になった座敷があり結構な人数が入れるようになってます。

メニューはククス系が中心ですが、プルコギなんかもあります。
やはり今回は安東ククシが食べたいので、安東コンチククシを注文することにしました。冷やしと暖かいのがあるらしく、どちらにするのか聞かれましたがやはり夏と言うことで冷やしでいくことにしました。

その前に別のお店で食べてきてまだ時間が余りたっていなかったのでククシくらいなら何とか食べられるだろう！と思いここに来たのもありました。

しかし運ばれてきた物を見ると・・・
まず驚いたのは、水（ムル）！です。白く濁っているではないですか？！汚れ？！と勘違いしそうですが実はこれは日本で言う「そば湯」です。ククシをゆでた後のお湯を冷やしたものでありただの水とは違いうっすら味がありおいしいです。

そして、パンチャン他が運ばれてきて、キムチやイリコ、魚の辛煮などがありなかなかいいぞと思っていると、サンチュとコンギパプがきました。なんとククシにはコンギパプとサンチュがついてきてサンパッにして食べるようになっているんです。これもパンチャン扱いなんです。なんとサービスの良いことでしょう！！
このコンギパッはひえが入っていて普通のコンギパプよりもあっさり感があります。韓国では珍しいことではないのですが、この値段でそこまで？！と思ってしまいます。
魚の辛煮もおいしく、サンマだとは思いますが味がしっかり染みていてこれでコンギパプ一杯食べれそうなくらいです。


さて、メインの安東ククシですが、色の薄いスープの中に白っぽい麺、キュウリ、大根、錦糸卵、エゴマの葉、人参などが入っていて一見するだけでもヘルシーな感じです。その上にいりごまと韓国のりがかかっていて食欲をそそります。
スープは見た目薄めですが味はしっかりしていて麺と良く絡みます。しかもシャーベット状に凍っていてとても冷たくておいしいです。これはソウルの某冷麺有名店を思い浮かべさせます。

麺と野菜が絡みシャキシャキ感と麺のモチモチ感がとても良いです。味はあっさりしていていくらでも入っていきそうです。コンギパプと交互に食べるとやめられなくなりそうです。

次回は暖かいのも食べてみたくなるお店で、私が食べた韓国料理の中で３本の指に入ると言っても過言ではないでしょう！！！もちろんいつも通りすべて個人的感覚ですが自信もってお勧めしたい一店です！！！通常の★以上の＋αの✪を使いたくなるお店です。



味　　　　　　　★★★★★＋✪　　　　　　満点＋αと言っても良いでしょう。

店内　　　　 　★★★★☆　 　　　　 入口ほど中は狭くないです。

値段　　　　　 ★★★★★＋✪　　　　　この値段でこの品目！文句なし！！

日本人向け　 ★★★☆☆　　　　　　　　日本語は通じませんが、店員さんは優しい
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　です。

アクセス　　 　★★★★☆　　　　　　　　少し歩きますが駅からは遠くないです。

お勧め度　　　✪✪✪✪✪　　　　　　　　とりあえず食べてみて下さい！！！